きのこ部会 


原木椎茸の栽培は洞戸の主要産業の一つでしたが、近年、安価な外国産の輸入と農家の高齢化によって風前のともし火です。
きのこ部会では、まだ残されている施設を有効に活用し、きのこによる町おこしの再生を図るとともに、完全無農薬のこの野菜を利用して、特産物の生産から加工、流通、販売に至るノウハウの獲得を目指します。

原木画像

●原木椎茸の仕込み

実際に原木を仕入れて椎茸発生までのノウハウを学び、検証します。

●生産の効率化、販路の研究

生産の効率化を研究すると共に、販路や販売方法等の調査研究を行ないます。

●加工品の研究、開発

くず椎茸等の利用を念頭に、付加価値のある加工品の開発に取り組みます。

椎茸原木の仕込み作業 詳細


今年、原木の仕入れを見送られた地元生産者の施設と設備をお借りし、原木500本を購入。富士種菌から5種の椎茸菌購入。
生産者ご夫婦の援助もいただきながら、搬入作業から植菌作業までを行いました。

事業日: 2005年4月
対象: きのこ部会、有志

ひらたけの菌床栽培

植菌で出たオガクズを利用して、ひらたけの菌床栽培を行なう。 ひらたけは発生周期が2ヶ月と短く、自宅で活着から発生までの観察が可能。また、くせがなく美味しい。
植菌報酬として塾生に提供。 このノウハウはきのこ体験学習に使えそう。

事業日: 2005年4月
対象: きのこ部会


  きのこ への思い入れ!!

きのこ類にある数多くの効能は、よく知られています。 一方、輸入きのこには防腐剤などの問題が指摘されており、安心して食べられるきのこの需要は多いと思われます。
きのこは山の恵みであり不思議な生態をもつことから、山間地域の産物として魅力に満ちています。 体験学習や原木オーナー制度、効能研究や新たな加工品の開発などには、うってつけです。 ある程度の計画発生も可能なことも分かってきました。洞戸産のきのこが壊滅してしまう前に、きのこを愛する皆さんの知恵と協働をお願いしたいと思います。
菌どこになる広葉樹林の復活は、針葉樹による弊害を減らし、山林が育む自然環境整備の面からも重要になっています。 こうした循環栽培や山林の保全とのつながりにも注目しています。

事業内容の羅列(今後の拡がりも含め)


17年度(2005年度)事業

    有志による原木500本の購入、植菌

18年度(2006年度)事業

    原木1000本購入(4月23日搬入)  年度販売収入 213,245円

19年度(2007年度)事業

    年度販売収入 569,155円

20年度(2008年度)事業

    原木1000本購入(5月18日搬入)

21年度(2009年度)事業


22年度(2010年度)事業