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NPO活動
NPO活動 : 猿被害が深刻です。
投稿者 : montas 投稿日時: 2007-01-23 19:14:53 (3545 ヒット)

この冬は陽気が好い割に山にエサがないのか、猿の被害が甚大です。
菅谷を荒らしていた猿の群れが、洞戸地区中央部の黒谷や登里にも現れる様になりました。

登里では市場区のお墓周辺が荒らされ、シキビは引っこ抜かれるは畑も軒並み。
し、しかも、我がふるさと塾が手がける"きのこ部会の「ほだ場」"にも・・
(「ほだ場」についてはサイト内検索で"椎茸"や"原木"で検索くだされば、これまでの苦労がお分かりいただけると思います

猿は賢いので、エサがあるとなると何度も訪れるようになります。椎茸の芽から食いちぎられます。
さて、どうしたものやら(悲)

* 画像は、猿が崩した原木と近くの畑から持ち込んで放置した歯形の付いた大根の葉

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コメント一覧

mms-t  投稿日時 2007-1-26 22:30
洞戸に限らず、全国規模で野生動物(猿、猪、熊、アナグマ、テンなど・・)里山に降りてきて魔黷ワくっているようですね。地球温暖化と何か関係かるのか、または、山の手入れをしなくなった人間への報復かもしれませんね。
 昔はマタギという猟師がいて、狩猟で生計を立てていたし、戦後しばらくは、国内の林業が盛んで人間が必ず山に入っていたため、動物たちも人間の怖さを知ってたはずなんですよ。それが、近年は山から人間が撤退したため、どんどん野生動物たちが「領土」を広めてきて、山間部の人間の生活圏にまで平気で入り込むようになったとも考えられませんか・・?

いずれにしても、猿が一度覚えた餌場はどうにもならない気がします。ホダ場が林の中だから電柵で囲っても上から進入されるし・・・早く移転した方がいいのでは。移転するならお手伝いしますよ。
montas  投稿日時 2007-2-1 8:43
30日に中濃地域中濃農業改良普及センター主催の講演会に行って来ました。
講演が京都大学の室山助教授による「ニホンザルの生態と被害管理」ということでサル被害に悩む大勢の人で賑わいました。

講演のメモを記しておきます。

・野生のサルは3年に一度の出産で子どもの生存率も低いが、農産物を荒らすようになり栄養状態がよくなると1,2年に一度出産するようになり生存率も高くなる。
・群れは30〜50kmの行動範囲があり、いくつかの群れに思えても一つのことが多い。100頭ぐらいで群れを分かつ。
・廃棄農産物や自然生えの柿木などは被害とは言わないが、サルから見れば同じ餌場である。むしろこちらが餌としては多く、出没の原因になっている。
・群れの行動であるので、群れの3割だけが食える餌場には残り7割が不満を抱き来なくなる。
・人里は野生サルにとって怖いところだが、人が追わないと人馴れして最良の餌場となる。被害の初期段階でいかに人馴れさせないかが大事。
・サルは経験して学習する。考えて行動することはない。農産物を取るのが安心・安全だと体験させないことが肝要。面白がって見物するのは最悪。
・足が遅いので、隠れ場所が遠い開けた土地には現れにくい。伐採などで環境を変えることは有効。
・音より視覚に訴え怖がらせるのが効果あり。
・電気柵の設置の仕方などの話もありましたが落Z、人の施設管理の問題があり困難。

考えたこと。
観光客がはやしたり、農業者以外の者が無視することは非常に問題です。
洞戸の住民が子どもからお年寄りまで、サルを見たらロケット花火で威嚇するなどの行動を取れば効果があるかもしれません。
「サルよ山里へ帰れ運動」は案外、住民のこころを一つにできる面白い企画かもしれません。
塾で呼びかけてみます?
あとは、廃棄農産物を放置しないことですね。

最後に、ほだ場への襲撃はあれ以後見られません。あの地区へは一過性の訪問だったようです。
よかったぁー。。
慣れさせない為に先に手を打っておく必要がありますね。
移転の計画をしますので、その節はよろしくお願いします。> mms-tさん
montas  投稿日時 2007-2-12 10:40
続報です。

またもや、きのこ部会のほだ場が猿にやられました。
前回よりもっと派手に。。 甘かった

猿の餌場として固定化させない為に、急遽昨日、自然発生近々の椎茸原木500本ほどを知人の庭先など3ヶ所に分けて移動しました。
猿の群れに遭遇したらボス猿と話し合おうと思ってたんですが、敵も猿もの、残された糞(画像)が和解は無理だと物語っていました。

冗談はさておき、このほだ場、洞戸で唯一猿の出ない場所でしたので、これで洞戸地区で椎茸を自然発生させられる場所はなくなったと言う事です。
民家の庭先でさえ山の近くはアウトです。
自然発生を防ぐ手立てを徹底するか、ハウス系の人口ほだ場で管理する以外に当面の方法はありません。

豊かな自然に囲まれた場所であるのに山の幸さえ享受できない。悲しいことです。
きのこ部会の夢、人と自然との共生の理念が崩れて行きます。。
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