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子どもの見守り運動とネット教育 (2007-10-12 16:11:13)
ここ洞戸でも、不審者から大切な子どもたちを守るために様々な活動が展開されています。br /
市は広報無線を使って,見守りの重要性の呼びかけや不審者情報を頻繁にながしbr /
各種の団体を対象ににした会合では,地域の子どもの安全対策が議題として取り上げられbr /
見回り運動や挨拶運動が行われています。br /
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一方で、ネット犯罪に子どもが巻き込まれる事件があいつぎbr /
ネット社会がいじめの温床になっていると伝えられているにもかかわらずbr /
対策の声はほとんど聞かれません。br /
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なぜでしょう。br /
ひとつには、大人たちが理解できない世界であることから話題として取り上げにくいこと。br /
また、社会全体、とりわけ行政サイドの危険認識が非常に甘いことがあげられます。br /
(ネット教育は公的機関の関わる分野でなく、IT業者のビジネス領域を侵してはならないとの間違った意識ある。)br /
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交通事故も含め、子どもたちや高齢者がクルマ社会の犠牲になる事例は日常茶飯事となりました。br /
クルマ社会の到来で、人の交流が狭い範囲でしか行われなかった時代では考えられないような事故や犯罪が生まれたのです。br /
ネット社会の到来はクルマ社会到来の比ではありません。br /
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最大の問題は危険性を指導、教育する立場の大人がbr /
クルマ社会にあっては、その操縦法や仕組みを経験上よく理解しているのに対しbr /
ネット社会にあっては、それが曖昧であるか無知だということです。br /
しかもクルマには年齢制限のある公的な免許が必要ですが、ネットの利用には不要です。br /
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ときには公共の機関が先頭にたってbr /
大人にも子どもにもネットリテラシーをきちんと学ばせ、実践できるスキルを身につけさせる対策をとるべきです。br /
そしてそれは、既に始まっているネット社会において社会全体が担わなければならない責務だと思います。br /
知識がないからと、未成熟な子どもがネットの世界で縦横無尽に振る舞うことを放置するのはbr /
あまりにも危険です。br /
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子どもの見守り運動にかけるエネルギーの一部でも、こういった活動に振り向けることはできないものか。br /
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交通犯罪に遭遇する確率とネット犯罪に巻き込まれる確率br /
その深刻度も含め、いったいどちらが高いでしょう。br /
「地域社会で子どもを守りましょう」という放送を聞く度に、ふとそんなことを考えてしまいます。
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