div class_='wiki'　br / div class_='indent' h3a name='section-1'/a星宮神社現地研修会に参加/h3 br / br / /div img src=http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-47-24/go003322/folder/147818/91/41179391/img_0?1412514349 width=560 alt=#x0030a4;#x0030e1;#x0030fc;#x0030b8; 1 class_=popup_img_640_428 br / /divbr / div class_='wiki'　星宮神社の月次祭(第四日曜日)に合わせて、同神社の歴史を学ぶ現地研修会がbr / 開催されたので参加してきました。br / /divbr / div class_='wiki'　星宮神社は、高賀山麓を囲む高賀六社(高賀神社、本宮神社、新宮神社、滝神社br / 、金峰神社、星宮神社)のうちの一つ。br / /divbr / br / div class_='wiki'　地元の歴史研究家　池田先生の講演を聞いてきました。br / /divbr / div class_='wiki'　高賀六社がほぼ共通して持っている、神社の縁起の内容や、円空と「鵺退治」br / 伝説の話や、瓢ヶ岳と修験道についてなど、いろいろな話が聞けました。br / /divbr / br / br / div class_='wiki'img src=http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-47-24/go003322/folder/147818/91/41179391/img_1?1412514349 width=560 alt=#x0030a4;#x0030e1;#x0030fc;#x0030b8; 2 class_=popup_img_640_428　br / /divbr / br / div class_='wiki'img src=http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-47-24/go003322/folder/147818/91/41179391/img_2?1412514349 width=560 alt=#x0030a4;#x0030e1;#x0030fc;#x0030b8; 3 class_=popup_img_640_428　br / 　br / 　ここ星宮神社の本尊である虚空蔵菩薩信仰と、白山信仰の係わりについては、br / 明確な説を聞けなかったことは少し残念でした。br / /divbr / div class_='wiki'　講師の先生も話していましたが、白山信仰ほど複雑な信仰の歴史を辿ってきたbr / 宗教も珍しく、その根源が渡来人、朝鮮系(新羅)によるものや、読み方も「ハクサン」br / ではなく、もともと「シラヤマ」と読む説など、いろいろ出てきて、それなりに納得br / して帰ってきました。br / /divbr / br / br / br / div class_='wiki'　また、白山信仰の地域には、b 「牛首」 /bという地名が多く残っているとの説明もありましたが、なぜ、牛首なのか?　　それについてはまったく触れられませんでした。br / /divbr / div class_='wiki'　ちなみに、高賀地区の入口には「牛戻し橋」があり、昔から、ここから先には牛を入れてはならないとの言い伝えがあり、現に高賀地区では牛を昔から飼ったことがありません。br / /divbr / div class_='wiki'　戦後、ある人が牛を飼ったことが一度だけあるそうですが、上手く行かず、直ぐに撤退したことを聞いています。br / /divbr / br / div class_='wiki'　これは、私の以前からの説なのですが、その昔、白山信仰のもとは渡来人の漢神信仰がもとで、白山は、朝鮮にある「白頭山」に似ていることから「シラヤマ」と呼び「殺牛祭」を行うことで、水分の山を鎮め、五穀豊穣を祈ってきたのだと考えます。br / /divbr / div class_='wiki'　つまり、「牛首」の言われのおおもとは、牛を生贄したb 「殺牛祭」 /bの信仰の痕跡と考えます。br / /divbr / br / div class_='wiki'　朝廷から、延暦一〇年（七九一）には、伊勢・尾張・近江・紀伊と並んで若狭・越前に対し、牛を殺して漢神を祀ることが禁止された事が解っています。br / 　br / 「殺牛用祭漢神事」という太政官符で、これに違反した場合は故殺馬牛罪という罪科に問われたとされています。br / /divbr / div class_='wiki'　また、延暦二〇年（八○一)には越前一国に対して、牛を屠って神を祀ることを禁止している記録もあります。br / /divbr / br / br / br / br / div class_='wiki'　私の持論を展開してみましたが、今までの各自治体が出している市町村史ではまったく触れられていないことばかりです。br / 　br / 　「牛」にまつわる信仰の歴史は、まだまだ未解明の点がとても多いのですね。br / /divbr / br / br / div class_='wiki'h3a name='section-2'/a星宮神社の宝物殿/h3 /divbr / div class_='wiki'img src=http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-47-24/go003322/folder/147818/91/41179391/img_3?1412514349 width=560 alt=#x0030a4;#x0030e1;#x0030fc;#x0030b8; 4 class_=popup_img_640_428 br / /divbr / div class_='wiki'img src=http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-47-24/go003322/folder/147818/91/41179391/img_4?1412514349 width=560 alt=#x0030a4;#x0030e1;#x0030fc;#x0030b8; 5 class_=popup_img_640_428 br / /divbr / div class_='wiki'　星宮の宝物殿の中には、多くの懸け仏や、平安期の仏像やお面など多くの宝物がbr / /divbr / div class_='wiki'収蔵されています。br / /divbr / br / br / div class_='wiki'img src=http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-47-24/go003322/folder/147818/91/41179391/img_5?1412514349 width=560 alt=#x0030a4;#x0030e1;#x0030fc;#x0030b8; 6 class_=popup_img_640_428 br / /divbr / div class_='wiki'　特に懸け仏は、昭和の時代に修復されているため、大変美しく素晴らしいものでした。br / 　br / /divbr / br / div class_='wiki'img src=http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-47-24/go003322/folder/147818/91/41179391/img_6?1412514349 width=560 alt=#x0030a4;#x0030e1;#x0030fc;#x0030b8; 7 class_=popup_img_640_428 br / ▲　狛犬(平安期)br / 　　br / 　この宝物殿には、ご本尊の虚空蔵菩薩坐像が納められていますが、この日は残念ながら公開していただけませんでした。br / /divbr / div class_='wiki'　この次の機会に、拝観できることを楽しみにしています。br / /divbr / br / div class_='wiki'img src=http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-47-24/go003322/folder/147818/91/41179391/img_7?1412514349 width=560 alt=#x0030a4;#x0030e1;#x0030fc;#x0030b8; 8 class_=popup_img_640_428br / ▲ 「高賀山」と書かれた山号額br / 　br / 　星宮神社の神宮寺としてあった粥川寺に掲げてあったもでだと思うのですが、br / 当時は「高賀山　粥川寺」と称したのでしょうね。br / /divbr / div class_='wiki'　ちなみに、高賀神社は、明治維新以前までは、「西高賀山　蓮華峯寺」というbr / 名称でした。　br / /divbr / br / div class_='wiki'■　場所: 岐阜県郡上市美並町高砂　br / /divbr / div class_='wiki'　　　　　　br / div class_='indent' 　br / 　br / /div /div