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白山中居神社 (2011-10-7 0:12:11)
前回、長瀧寺を紹介しましたが、その足で石徹白にある白山中居神社へ行って来ました。
去年の夏は一人で出かけましたが、今回は洞戸高賀神社の氏子の方々とご一緒させてもらい参拝してきました。
去年の夏は一人で出かけましたが、今回は洞戸高賀神社の氏子の方々とご一緒させてもらい参拝してきました。
鳥居をくぐると、樹齢千年を越える杉林が我々を迎えてくれました。
標高が800m近くとあって、寒い気候のため、樹木の年輪も一年に数ミリしか育たないと言われています。
入り口すぐに目に付いたのが「イボとり石」。
何でも、この石の穴にある水をイボに塗りつけると、イボがとれると昔から言い伝えがあるそうで、さっそく試して塗っているひとや、なぜか、薄くなった頭に水を付けている人がいて、思わず笑いをこらえたほどでした・・ (画像に納めればよかった!!)
何でも、この石の穴にある水をイボに塗りつけると、イボがとれると昔から言い伝えがあるそうで、さっそく試して塗っているひとや、なぜか、薄くなった頭に水を付けている人がいて、思わず笑いをこらえたほどでした・・ (画像に納めればよかった!!)
ここの付近の湧き水は、鉄分やミネラルがとても多く、それがイボに良くきくのだと神主さんの説明がありました。
宮川に架かる「布橋」を渡ると本殿が見えてきます。
本殿の左脇にある「磐境」(千引岩)は、古代巨石信仰の証で、本殿が出来る
以前からの、古代人の信仰の拠り所。
以前からの、古代人の信仰の拠り所。
ひょっとすると縄文人が使っていた、太陽や月の光りから暦を見る観測所だっ
たのではと、勝手に想像をめぐらしてきました。
たのではと、勝手に想像をめぐらしてきました。
○ご祭神 イザナミノミコト
イザナギノミコト
イザナギノミコト
本殿の正面の彫り物は「粟穂と鶉」で、この作者は諏訪の立川冨昌、昌敬、福井の後藤廉之助の合作。 京都御所や永平寺の彫刻を手がけた人達で、見事な作品です。
本殿の裏側から見上げたご神木の大杉、樹齢1,200年以上との話を聞きました。
とにかくでっかいのですが、冬になると2〜4メートルの積雪にも耐えてここまで育ってきたと思うと、やっぱり神様が宿っているのかと思ってしまいます。
本殿は、大きな鞘堂にすっぽりと覆われているのですが、これも冬の積雪対策なのだそうで、積もった雪から本殿を守るためのものです。
神主さんと氏子の方々との歓談風景です。
歴史と文化、大自然の中の石徹白中居神社を、100軒の氏子で守り、次の世代に継承して行くのですが、近年の少子高齢化で、後継者不足に頭を悩ましておられました。
どこの地域でも、悩みは同じなのですね。・・・
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