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白山中宮長滝寺 (2011-10-2 23:51:35)
10月に入って最初の休日、洞戸高賀地区の人たち八名で、郡上市白鳥町にある長滝寺に行ってきたのですが、この日の朝は随分気温も低く、めっきり秋めいた陽気でした。
長滝寺は、日本古来の神仏習合の形態をそのまま残していて、寺と神社が混在した配置となっています。
明治初年に発令された廃仏令にも従わずに、古代白山信仰の形態を現代に残している貴重な寺院です。
○養老元年(717) 、泰澄により創建
○祭神 イザナギノミコト、イザナミノミコト、ヒコホホデミノミコト
○本地仏 十一面観音、聖観音、阿弥陀如来
○本地仏 十一面観音、聖観音、阿弥陀如来
本堂
△長滝寺本堂
△長滝寺本堂
ちなみに、洞戸の高賀神社は、明治の廃仏令の波をもろに受け、神宮寺であった西高賀山蓮華峰寺を取り壊し、多くの仏像や仏具を破棄してしまった歴史があり、ここ長滝寺とは対照的です。
△江戸時代の長滝寺配置図
長滝寺は、白山信仰美濃馬場の登拝拠点で、多くの修験者や参拝者が行き交い特に鎌倉、室町にかけて隆盛を極めたようです。
現在も、岐阜県内に白山神社が多いのはその影響が色濃からなのでしょうね。
△拝殿
△再建された長滝神社本殿
明治32年の火災で、大講堂や本殿が消失し、その後再建されたものですが、当初の建築様式と違って、本殿は神明造りで再建されているようです。
△薬師堂
お昼は、長滝寺近くの道の駅でいただいた「麦とろ定食」。
たっぷりのとろろと、麦の入ったご飯が良くあって、とても美味しかったです。
でもちょっと精を付け過ぎたかも。。
たっぷりのとろろと、麦の入ったご飯が良くあって、とても美味しかったです。
でもちょっと精を付け過ぎたかも。。
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