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feed 甘南美寺 (2011-5-3 19:52:16)
 

白華山 甘南美寺


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山県市の伊自良湖の奥にある白華山 甘南美寺(かんなみじ)、臨済宗妙心寺派の寺院です。

子供が小さいころ、家族で伊自良湖のボートに乗った思い出はあるのですが、すぐ傍にこんなにりっぱな古刹があるとは、最近まで知りませんでした。


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◇本尊: 十一面千手観世音菩薩

◇美濃国三十三番霊場第十三番礼所。美濃四国札所六十五番。美濃七福神(恵比寿)。
 ちなみに、美濃三十三番霊場の第一番が板取の白谷観音、第二番が高賀の蓮華峰寺です。
 
「 のちの世を 願うこの世の甘南美寺 やまかみたにの 深き誓いに 」

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▲ この狛犬、ちょっと変わっていませんか?

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境内を掃除中の住職とお話をすることができました。

寺の縁起を聞いてみたのですが、今から500年ほど前に建立されたと聞いているが、古い書物が残っていなくて、はっきりしたことは解らないとのことでした。

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▲ 権現造りの本殿

臨済宗の妙心寺派の寺なのですが、檀家は無しとのこと、伊自良地域のお寺というよりも、もっと
広い範囲からの信者が多く訪れていて、境内の石灯篭や石柱には、岐阜市や関市、愛知県など各所から
の信者の寄進によるものが多いようです。

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▲ 住職のお話では、こちらの建物がもともと本殿だったそうです。


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▲ 境内におまつりしてあった馬頭観音

住職とのお話の中で、甘南美寺は「馬頭観音」の信仰もあって、牛馬関係の仕事をしている人たちが
毎月定期的にお参りに来ている話の中で、私の地元、洞戸のからの参拝者もあることを聞きました。

また、旧関市内からは、定期的に講で(団体さん)寺に一泊してのお参りが近年まで続いていたそうです。

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▲ 山際には、不動明王が厳つい顔をして睨んでました。


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▲ 境内には、もう一箇所同じように滝がありましたよ。


美濃国三十三観音霊場の起こりは、江戸中期と言われていますが、住職曰く、どこの寺も長い歴史の中で
浮き沈みがあるため、その当時、それなりに有力な寺院が結束して三十三観音霊場を組織し、寺の浄財の
確保に務めたお話を聞きました。

お寺とは言え、やっぱり収入がないとやっていけないんですね。
今も昔も変わらないです!


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▲ 池に浮ぶように弁財天のお社が。

現在の本殿は、権現造りで規模も大きく、これだけの本殿をもった寺院はこの近辺には少ないと思いますが、
よほど浄財が集まっていたのでしょうね。・・それだけご利益もあったということでしょうか。・・


◆ 場所:岐阜県山県市伊自良長滝 (伊自良湖の直ぐ近く)


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