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洲原神社 (2011-4-30 13:51:09)
美濃市にある洲原神社へ行ってきました。
国道156号沿いにあって、郡上方面へ出かける時は必ず通るのですが、今まで一度も参拝したことがなかったので、初めての神社へ行く時は、とっても新鮮な気分です。
社殿は大きなものが三つあって、拝殿の規模といい、社殿が同規模の建物が三棟並んでいるさまは、白鳥の長滝神社と良く似ています。
洲原神社と長滝神社は、両者とも白山信仰所縁の神社だし、由緒には泰澄大師が係っているようなので似ているのかもしれませんね。
ご祭神は、中央の本殿が伊邪那美命、向って右側が伊邪那岐命、左側が大穴牟遅命(大国主命)だそうです。
本殿の屋根の桧皮葺の修復中で、白いビニールが被せてありました。社務所では修復のための寄附の呼びかけもありました。
桧皮葺って、今ではその技を引き継いだ職人さんも少ないし、檜の皮じたい集めるのが大変のようで、これだけの大きな屋根の修復となると相当な金額になると思います。
▲ 「舞 殿」といって、巫女の舞なんかを奉納する社殿なのですが、舞殿まで備えている神社は、この辺りではあまりないようですね。
ちなみに、この舞殿と、本殿をはじめとする三つの社殿、拝殿、楼門の六つの建物が重要文化財に指定されています。
これは、境内にあった「夫婦杉」で、右の太い方が「男杉」、左が「女杉」の札が掲げてありました。 太いほうは樹齢500年は経っていると思いますよ。
洲原神社は、夫婦杉もあることから、「縁結びの神様」とも言われているようです。
この神社でとても不思議な所があります。
それは、楼門から外へ出る参道を行くと長良川の中へ続いていて、川の中へ入ってしまうことです。
鳥居はまた別の場所にあって、普段、参拝者はそこから境内へ入るのですが、この楼門をくぐって境内に入るには、長良川から船で来るしかないようなんです。
それは、楼門から外へ出る参道を行くと長良川の中へ続いていて、川の中へ入ってしまうことです。
鳥居はまた別の場所にあって、普段、参拝者はそこから境内へ入るのですが、この楼門をくぐって境内に入るには、長良川から船で来るしかないようなんです。
昔は、船や筏でお参りに来る人が沢山いたのかも知れませんね。
▲ 楼門から正面に見える島です。川の真ん中に小さな島があるのですが、もしかすると、神話でイザナギとイザナミが国生みで創ったとされる最初の島、「オノゴロ島」(淡路島の絵島)をモチーフとしているのでは・・と想像してしまいます。
場所:岐阜県美濃市洲原468−1−1
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