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椎茸菌打ち体験 (2011-4-17 22:57:31)
NPO法人洞戸村ふるさと塾が栽培している、原木椎茸の菌打ち作業に参加してきました。
今回の椎茸の原木になるホダ木は主に栗の木で、約80本のホダ木に椎茸菌を打ち付けるのですが、6〜7人のメンバーで午前中2時間半ほどの作業でした。
天気は晴天で、温かく、桜の花が少しずつ散りかけた時期。
ビニールハウスの中での作業は少し汗ばむくらいでした。
ビニールハウスの中での作業は少し汗ばむくらいでした。
作業工程は、
まず、原木に電気ドリルで椎茸菌を打ちつける穴を何箇所が開けます。
次に椎茸菌をその穴に入れていきます。 この時、椎茸菌は雑菌を嫌うとのことで、手を綺麗に洗ってからの作業となります。
原木の数が多い時には菌を打つ「銃」のような道具を使うのですが、この日は手作業で詰め込みました。
原木の数が多い時には菌を打つ「銃」のような道具を使うのですが、この日は手作業で詰め込みました。
菌を詰め込んだホダ木は、詰め込んだと所に「ロウ」を付けて椎茸菌が外へ出ないように封をして、一本が仕上がりです。
「ロウ」の代わりに、発泡スチロールを埋め込むものもありますが、この日は、石油ストーブの上の鍋で「ロウ」を溶かしながらの作業でした。
かつて平成の初め頃までは、洞戸と言えばキウイフルーツと原木栽培の椎茸が有名でしたが、今では、輸入品椎茸や、菌床栽培の椎茸に押されてしまって、椎茸の生産者は壊滅状態。
唯一NPO法人が頑張って栽培を続けています。
唯一NPO法人が頑張って栽培を続けています。
この日は、菌打ち作業初体験の人が3名いて、椎茸栽培に詳しいNPOのG理事長さんがいろいろと説明をしながらの作業でした。
福島原発の事故以来、安全、安心な食に対する関心が高まっている中、地元で栽培する作物の重要性やその大切さ、以前から言われている「地産地消」の推進が本当に大切だと思うのですが。・・
洞戸産の貴重な原木椎茸、普段なかなか手に入らないようですが、近隣の道の駅に行けば手に入りまよ。
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