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大洞山金谷寺 (2010-12-23 18:38:09)
全景
今回アップするのは、美濃市乙狩にある大洞山金谷寺。
本尊は十一面観音で、臨済宗妙心寺派の禅寺です。
本尊は十一面観音で、臨済宗妙心寺派の禅寺です。
参道
寺伝によると、もともと洞戸の高賀にある蓮華峯寺の一坊で、その所在が、
大昔金鉱を産したので「金谷寺」という名が付いたという言い伝えがあります。
大昔金鉱を産したので「金谷寺」という名が付いたという言い伝えがあります。
創建は文明年間(1480年代)で、室町時代の末、高賀で大洪水があり、蓮華峰寺の諸堂が悉く流失し金谷寺も流れてしまった。
その後、高賀と乙狩に通じる峠に再建されたが、さらに万治元年(1658年)に現在の場所に移築されたとしています。この時の開山は、美濃市清泰寺二世鉄松玄固(美濃市史より)
その後、高賀と乙狩に通じる峠に再建されたが、さらに万治元年(1658年)に現在の場所に移築されたとしています。この時の開山は、美濃市清泰寺二世鉄松玄固(美濃市史より)
確かに戦前まで、高賀地区にはマンガン鉱がいくつかありましたし、高賀の西の高見地区には、いろいろな鉱石が産出し、鉱物の標本地といわれるほど、マニアには有名な場所のようです。
確か、高賀神社のご祭神には金山彦命もあったはずで、この神様をお祀りしている神社は、もともと、金や鉄に関係する場合が多いので、高賀の郷が大昔には金の採掘で栄えていたとも考えられますね。
山門
塀
この寺の山号を「大洞山」といい、住職のお話では、もともとあった寺の近くには金鉱のおおきな洞穴があったことから大洞山との山号が付いたのです。」との事でした。
この日、山門の写真を撮っていると、いきなりお猿がレンズの前を横切って、山門を通って境内に入っていきました。
あまりの突然にシャッターチャンスを逃してしまいましたが・・・
あまりの突然にシャッターチャンスを逃してしまいましたが・・・
住職の話では、お猿は毎日のようにこの辺りに出没しているとのこと、お猿に驚いている私に声を掛けていただき、お茶を一杯およばれしてしまいました。・・(ご馳走さまでした。)
本堂
中
▲本堂の中には、歴代住職の肖像を書いた軸が掲げてありました。
▲本堂の中には、歴代住職の肖像を書いた軸が掲げてありました。
石仏
▲山門横にあった石仏
▲山門横にあった石仏
山茶花
▲境内に大きな山茶花の木があって、一つだけ紅い花を付けていました。
▲境内に大きな山茶花の木があって、一つだけ紅い花を付けていました。
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