●クラブ連絡協議会とｸﾗﾌﾞﾏﾈｼﾞｬｰ研修会が開催されました。●

今回はスポーツ経営概論を　講師：柳沢和雄氏（筑波大学教授）より「安定したクラブ経営を目指して」と題して聴講しました。

スポーツ経営概論と聞くとなんか難しい印象を持ちましたが、普段の生活の中でも重なる点が多く感じました。

◆会員の満足度は必ずしも設備やスタッフの応対ではない。むしろ継続したいとする考えは“運動効果””指導スタッフ”“クラブライフ”である。やればやるほどに魅力を感じて継続意思をもつようになる。
◆人は、あてがられて始めたことでも、活動の「効果」を感じたら、別の種目や活動を提案する「新しい選択肢に導いてあげる」ことで、「面白さ」「やりがい」を感じ、次の新しいことを自分で考えるようになる。これは「会員」として考えるだけではなく、「応援してくれるスタッフ・後継者」に対しても言えることではないか。

なによりも「効果」を感じることが次のステップに繋がるということです。
キウイスポーツクラブの活動は、単発的な活動はあっても、発達・上達・発展に繋がるプログラムがないと感じました。「大人の新規会員・継続」についてはその辺りを考慮していかないと難しいと思います。

また、福祉協議会や保健センターで活動している“健康体操”的なものなど、クラブと何か協同で出来ることはないかと思います。実態がつかめていないので詳しい方は教えて下さい。


◆いろいろなところから支援されるのは、周りから評価されているということ。支援されないのは評価されていないということ。自分たちのクラブの“評価基準”を持つとおのずと目的がみえてくる。

キウイスポーツクラブは現在、ジュニアバレー指導者・中学バスケット指導者・・万年指導者不足も悩みです。これについては近隣地区の現役大学生でスポーツをしている方を“インターンシップ”という形で派遣してもらうことも可能のようです。美濃地区教育事務所の担当先生に間を取り持ってもらい打開策を見つけていきたいです。

こうしてみると、事務局長としてやらねばならないことはまだまだ一杯あって自分の力不足と今後の動きを申し訳なく思います。がやれることを見つけてクラブの発展に繋げていけるように行動したいと思います。


●総合型スポーツクラブ全国協議会が設立されました●
全国協議会が設立されたことに伴い、「岐阜県総合型クラブ連絡協議会」が来年春をめどに設立されます。
まずは、５月末までに開催される“中濃地区クラブ連絡協議会”において中濃地区代表を決定。
岐阜県下６地区の代表者による“協議会準備委員会”が動き出します。


●２１年度助成金のお知らせ●
来年度も“バックアップ事業”“指導者派遣事業”“広報活動助成金”が引き続きあがっていましたのでこれを利用させて頂いて事業計画を進めたいですね。
また、“toto助成金のお知らせ”もありましたので、詳細がわかりましたら検討したいです。
理事の皆さまよろしくお願いいたします。