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天神社とモミジ (2008-12-5 23:44:48)
洞戸市場地区の総社で、祭神は''' 天ツ七大神 '''と''' 菅原道真 '''です。
もともとの祭神は「天ツ七大神」のようで、天地創造の神々をお祀りしていた古社であって、「菅原道真」はその後にお祀りされたものではと考えられます。
もともとの祭神は「天ツ七大神」のようで、天地創造の神々をお祀りしていた古社であって、「菅原道真」はその後にお祀りされたものではと考えられます。
一番古い棟札には、慶長五年(1,600)、ちょうど関が原の合戦の年が記されていて、その棟札の裏には、先年の建立が天文二十一年(1,552)とあります。
市場地区は、名前のとおり洞戸郷と称した中世の時代より物資の集積地「市場」として商売が盛んな場所で多くの人が行きかった所なのです。
この市場地区から二里(約8キロ)ほど北へ登ると高賀山信仰の拠点、''' 高賀神社 '''へと繋がっています。
その昔は、高賀神社へ参拝に行きかう人や、周辺の村から物資を買い付けに出てくる人たちで随分栄えたようです。
町筋には旅篭や飲食店が軒を連ねて、戦後のころまで「洞戸銀座」と言われるほど栄えた時期がありました。
町筋には旅篭や飲食店が軒を連ねて、戦後のころまで「洞戸銀座」と言われるほど栄えた時期がありました。
このモミジが散り終わるころには、洞戸の里にも本格的な冬が訪れます。
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