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feed 革の手縫い (2007-12-11 17:09:59)

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オリジナルのサイズの画像を見る場合はクリックしてください。

手縫いの仕方です。

右上のようなペンチの様な物と、下の目打ちを場所によって使い分けます。

縁を縫う時にはペンチみたいなの(確か、菱目パンチと言う名前?)で穴をあけます。
届かない所は叩いて開ける、菱目打ちを使います。
目打ちはカタログを見ると1.5mm?3mmまであるみたい。
ワタクシは財布のような小物は2mmをカバンは2.5mmを使っています。たまに3mmも。
最初は細かければ良いと思っていたのですが、革の厚さなど強度に関係してくるみたいです。
よく、革を縫うから腕が太いんだね?と言われますが、穴開けてからですからね・・関係ありません!

糸は麻糸かシニュー(元は豚のアキレス腱だったみたいですが、今はナイロンみたいなの)を使います。
縫う距離の約4倍取った糸の両端に手縫い用の針を付けて交互に上下から糸を通していきます。
手縫いなんてようやらんわ!とこれまたよく言われますが、縫うのはほとんど出来上がりの時です。
それまでのスキやコバ磨きのほうが、実は手間がかかります。
最後は、三目ほど折り返したら出来上がり!
糸には縫う前に蜜蝋と松脂を秘密混合で混ぜたものを、よくすり込み熱でしみこませておきます。

あとはチクチク、適度に引っ張りながら縫うだけです!


ちなみにこの財布、まっ黄色です。
長財布です。
新春に間に合うように作っておりますが、札様と小銭様と二つあるんです。
おまけに毎年変えたい・・!?
来年注文がもらえるかどうかは、この出来にかかっているんです!


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