RSSセンター
メイン | 簡易ヘッドライン |
ちょうちん祭り (2008-7-27 9:23:25)
7月の最後の土曜は、洞戸通元寺地区にある「津島神社」のちょうちん祭りの日です。
この季節は調度、梅雨明けの時期と重なって、昔から「ちょうちん祭りが終ると梅雨が明ける」とも言われてきました。
この季節は調度、梅雨明けの時期と重なって、昔から「ちょうちん祭りが終ると梅雨が明ける」とも言われてきました。
今年は猛暑で夕立すら来ない暑い夜でのお祭りとなりました。
洞戸通元寺地区の各家の門先には、竹に吊るしたほうずき提灯や、厄年の家族の居る家では、その年の数だけのタオルやハンカチ等を吊るして夜九時半から始まる提灯行列に備えています。
''' 厄除払い '''として、竹にタオル等を吊るして、それを祭り本番の''' 「提灯の奪いあい」
'''の時に一緒に取ってもらって厄を落とすとされています。
竹に吊るした提灯の数は、何故か奇数と決まっていて、七つか九つが多いようです。
夜の九時半になると、各家の提灯に火が灯され祭り会場の「通元寺橋」から提灯行列が500mほど離れた津島神社本殿目指して出発です。
各家々にある提灯が行列に合流していくさまは、闇夜の中とても幻想的でしたよ。
各家々にある提灯が行列に合流していくさまは、闇夜の中とても幻想的でしたよ。
本殿に集まった沢山の提灯とタオルの竹ざお。
これからが本番の「ちょうちんの奪いあい」です。
その「ちょうちんの奪いあい」が激しかったことから、昔はこの祭りの事を「喧嘩祭り」とも言っていたそうです。
石垣の上から振り下ろされる竹ざお、その先に付いているちょうちんを取ろうと下から元気のある若い者が跳びつきます。
取ったちょうちんを一年家に置いておくと無病息災のご利益があるとか。・・
でも、ちょうちんを取るのに必死になるには、もう一つのお楽しみがあって、中に番号札が入っていて、その番号で豪華景品が当たるためなんです。
この最後の写真、画面のあちこちに「たまゆら」(白い輪のようなもの)が写ってます。ちょうど、提灯の奪いあいが始まったころからシャッターを切って見てみる画像すべてに写りこんでました。 これって「霊」が一杯集まってるのでしょうかぁ・・
ちょっと気になります!!
ちょっと気になります!!
津島神社のご祭神は「牛頭天王」です。
牛頭天王信仰は、古くは平安時代から都市部で信仰されるようになっていて、
京の都の「祇園祭」で祀られるようになったのが始めとされています。
また、牛頭天王・須佐之男命に対する神仏習合の信仰を祇園信仰ともいい、全国に広がりました。
八世紀中ごろは、 天然痘 が大流行した時期でもあり、都では、当時の政権を担っていた 藤原四兄弟 がこの天然痘で次々に亡くなる事態が発生しました。
当時としては神仏にすがる他はなく、そこで信仰を集めたのが、疫病を退散させてくれるという「牛頭天王信仰」でした。
牛頭天王信仰は、古くは平安時代から都市部で信仰されるようになっていて、
京の都の「祇園祭」で祀られるようになったのが始めとされています。
また、牛頭天王・須佐之男命に対する神仏習合の信仰を祇園信仰ともいい、全国に広がりました。
八世紀中ごろは、 天然痘 が大流行した時期でもあり、都では、当時の政権を担っていた 藤原四兄弟 がこの天然痘で次々に亡くなる事態が発生しました。
当時としては神仏にすがる他はなく、そこで信仰を集めたのが、疫病を退散させてくれるという「牛頭天王信仰」でした。
execution time : 0.109 sec