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蓮華峯寺 (2007-10-24 23:23:55)
国道256号から新高賀橋を渡って高賀川沿いに上っていくと、左手に見えてくるお堂が「蓮華峯寺」です。
当寺は、もともと高賀神社拝殿の南にあって、大日堂と護摩堂を併せ持った建物を西高賀山蓮華峯寺と呼んでいました。 つまりお寺とお宮がごちゃ混ぜに一緒にあったわけです。
当寺は、もともと高賀神社拝殿の南にあって、大日堂と護摩堂を併せ持った建物を西高賀山蓮華峯寺と呼んでいました。 つまりお寺とお宮がごちゃ混ぜに一緒にあったわけです。
近世には観音信仰が盛んとなり、美濃西国2番の札所として多くの巡礼者が訪れたと言われています。
明治の初めに神仏分離令が出されると、激しい「廃仏毀釈」運動がおこり、多くの仏像や仏具が破棄され、蓮華峯寺(大日堂・護摩堂)までも壊されました。その中で、一部の僧侶たちが高賀の仏像を守るため、神社より約1.5キロ下流にある観音堂に諸仏を納め、この観音堂が現在の蓮華峯寺です。
明治の初めに神仏分離令が出されると、激しい「廃仏毀釈」運動がおこり、多くの仏像や仏具が破棄され、蓮華峯寺(大日堂・護摩堂)までも壊されました。その中で、一部の僧侶たちが高賀の仏像を守るため、神社より約1.5キロ下流にある観音堂に諸仏を納め、この観音堂が現在の蓮華峯寺です。
昭和四十年代までこのお堂に、大日如来坐像をはじめ、十一面観音像、薬師如来像、金剛力士像等、数多くの円空仏が安置してありました。(現在は宝物殿、洞戸円空記念館に収蔵)
【蓮華峯寺の直ぐ下を流れる高賀渓谷の澄んだ水です・・】
現在の蓮華峯寺は、高賀の郷が虚空蔵菩薩信仰で栄えた時代に、四十八カ寺もの堂宇があったと言われていることから、そのうちの一つが僅かながらに残ったものだと思われます。
これから紅葉の季節、このあたりは真っ赤に色づくモミジが綺麗ですよ!!その頃また、画像をアップしますね。
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