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椎茸菌床栽培を見てきました。
mms-t
2011-10-12 0:29
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椎茸と言えば、原木栽培のものが香りが良く、肉厚もあって昔から好評なのですが、原木栽培にかかる手間隙と後継者不足、それに近年国内産原木不足から、生産者離れに拍車がかかっているようです。
そんな中、通元寺向地区に、椎茸の菌床栽培企業がハウスを建設して、通元寺向地区を菌床栽培の拠点にする計画が進行中です。
この日、地権者の皆さんと一緒に、株式会社丹波きのこ園(兵庫県篠山市)まで、実際に栽培している現場を見学に行ってきました。
ハウス4棟の中には、広葉樹の木屑に椎茸菌を混ぜた菌床が、棚の上にぎっしりと積まれていました。
ハウスの室温は常に20℃に保たれていて、湿度の管理もしっかりされていました。それと、出荷調整には欠かせない、大型の冷蔵所が完備してありましたよ。
1個の菌床は、およそ三ヶ月使用して、だいたい130本くらいの収穫があるそうで、その後は、畑の肥料として無償で農家に引き取ってもらうのだそうです。
もう一つ大切なことは、雇用の場が出来ること、洞戸地区としては歓迎すべきことですよね。
洞戸で現在も栽培されている原木椎茸と比べると、やっぱり薄くて小ぶりで、どこかひ弱な感じがするのですが、・・・
原木と菌床、商品の違いを明確にして、消費者のニーズにあったものを提供できるようになるといいのでしょうね。
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