高賀の水

初めまして♪
洞戸中学校２年生のDISです。
今私たちは国語の時間に『洞戸の物語をつくる』という学習をしています。
そこで、私たちは『高賀の水の物語』をつくることにしました。
何か高賀の水について詳しいことを知っている方がいたら、ぜひ教えてください。
また、詳しいことを知って見える方をご存じならば、紹介してもらえるとうれしいです。
よろしくお願いします。投稿まってます。

こんにちは。DISさん
地元の歴史を学ぶことは本当に価値のあることだと思います。
社会に出て、まず話題にするのは故郷のことです。日本人は自分のことさえよく分かっていないと軽蔑されるのは、故郷を省みて考察する機会がすくないからとも言われています。

さて、高賀の水ですが、高賀の神水のことでしょうか。具体的にどんなことが知りたいのか教えていただければお答えし易いと思います。
高賀はたいへん歴史があるところです。この辺りのことは
人と文化
に、たくさん記述がありますので読んでみてください。
こういう歴史の上に高賀の神水が誕生したということも「洞戸の物語をつくる」重要なキーになると思います。
引用：神水庵の管理人さんならお詳しいと考えますが、いかがですか。

こんにちわ、montasさん。

高賀の水は高賀の神水のことです。
具体的に・・・といえば、たくさんの事があるのですが・・・

１：何故、神水の名前が「神」と「森」で名前が違う理由は？
２：無料から有料になった理由は？
３：いつから水が湧きはじめたか。
４：ディズニーランドに売られているのは何故？
　　（どういう経由があって売り出したのか）

の4つの質問があります。

神水庵の管理人さんがお詳しいかもしれませんか
ありがとうございます。
いろいろ調べてみます！

では、分かる範囲でお答えします。どなたか補足していただけたらありがたいです。

まず、このサイトの観光情報に神水庵のページがあります↓
http://www.horado.com/kanko/sinsuian.html
ここに３の答えがありますよ。

また「奥長良川高賀の森水」発売開始の記述もありますね。
つまり、神の水である霊水を商品として販売するにあたり、神という言葉やイメージは商品名に使うのはよくないということもあって、高賀の森から湧き出る水というイメージを採用して神を森にしたというわけです。これが１の答えです。　長良川は全国的に有名な一級河川ですので頭に奥長良川を付けました。

２の答えですが、水の評判を聞きつけて集まった人の中に、何本ものペットボトルやポリタンクを持ち込んで少ない蛇口を独占してしまう人が現れたのです。待たされる人は、いつまで並んでいても順番が来ないためにイライラして喧嘩も始まる始末でした。
有料にしてルールを作ったことで、金がいるなら来ないという人もいましたが、いつまでも待たなくてよくなってありがたいと通い続けてくれる人が大勢いるのです。
先のページにこの料金のことを初穂料と表記してあります。ちなみに初穂料とは、神仏に差し出す穀物などの農作物、その代わりとする金銭のことで、この場合、お賽銭の様なものと考えてもらっていいと思います。

最後に４の答えです。
「高賀の森水」として量産体制もできたころ（奥長良川名水株式会社 → http://www.okunagaragawa.jp/index_main1.html ）、売り込みを受けたディズニーランドの関係者が神水庵を訪れたところ、田舎なのに多くの人が遠方から来ていて、しかも評判もよかったので驚いてディズニーランドの公認ミネラルウオーターとして採用したのだと聞いたことがあります。
もちろん、合成甘味料や着色料で人工的に作られた飲料水ではなく、自然の安全な水を飲みたい、あるいは子どもに飲ませたいと考える近年の消費者ニーズにもマッチしたのでしょう。
というわけで、ディズニーランドのミネラルウオーターは高賀の森水ただ１種類が独占しているのです。

更に、ここにも高賀の水の活躍が読み取れますよ↓
高賀森水がコンビニ連携県産品第一号に選ばれました

おはようございます。
３の質問について分かるだけお答えします。

現在では高賀神社の手前に移転していますが、平成４年４月４日に神水庵付近に石造りでは日本一の大鳥居を建立されました。そして大鳥居の周辺に伝説の生き物「さるとらへび」をイメージした公園が作られ、そこに参拝客の手洗い水として使用するために平成８年に井戸が掘られたというのが高賀の水の始まりです。井戸の深さは約５０ｍで地質学者に調査をしてもらったところ、約１億年前の地層であることが判明しています。
ちなみに「高賀の森水」のペットボトルに書かれている「１億年の眠りから目覚めた名水」というのはそこに由来しています。
また、手洗いに限らず飲用としても美味しい水であったため、評判が広まり、今では多くの人が水を汲みに訪れるようになりました。水汲み場も初めはひょうたん型の出水口が２つだけでしたが、来訪者が増えたことや、雨の日対策も兼ねて、現在では東屋建てとなり出水口も５つに増設されています。

といったところでしょうか。
ちょっと肝心な部分の記述が少なかったですね