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高齢化社会の足(関市の公共交通を考える)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2008-2-26 13:34
montas  管理人   投稿数: 1286
昨晩、塾のメンバーが4名ほど集まって、前回の理事会で提案された洞戸地区における交通手段のあり方についてのアンケート調査の打ち合わせを行いました。

その中で塾生の一人から紹介いただいた毎日新聞のシリーズ記事をご紹介します。
http://mainichi.jp/life/kuruma/archive/news/2007/index.html

ここでは、高齢化社会が進むにつれ住民の交通に対する意識、価値観がどう変わって行くのか。急激に発達した車社会が、ここに来て地方の高齢者の生活をどう変質させ、どんな課題を突きつけるのかを見ることができます。

このスレの中では主に、現状の住民ニーズに公共交通がどう応えられるかを検討して来ましたが、この記事を読んで、本当の問題はこれからの高齢化社会を見越して、それに対応できる交通網をどう構築するかにあるのだと改めて思い知らされました。

現状に留まることなく更に悪くなる見通しに、昨夜の打ち合わせは一堂かなり意気消沈したものになっていました。
アンケートも現在ニーズの調査に加え、今後の住民の動向を図る意識調査も大切なのかもしれません。
洞戸の高齢者率は既に30%を超えました。地域の足も担う洞戸の現役ドライバーの大半は十数年後、その足を失うことは確実です。

明後日の28日に、市の主催で「バス交通に関する洞戸地域懇談会」が開催されます。
単なる公共交通にかかる現状経費の削減策に終始しないように
今後の動向を引き続きお知らせして行くことにします。



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