高賀の懸仏
mms-t
投稿数: 465
高賀神社には、沢山の「懸仏」があるのをご存知でしょうか。
丸い鏡(青銅か銅製)つまり神に、本地仏(虚空蔵菩薩、薬師如来、観音菩薩等)を浮き彫りにしたもの。 つまり神と仏が合体した、まさに「神仏混合」を解りやすく表現したものなのです。
ただ、保存状態がよくなく、ほとんどが破損しているのがちょっと寂しいんですけど、数はなんと350にも及び、私が調べる内では全国一ですよ。
九州の大分も懸仏は多いのですが、一箇所にこれだけ残っているのは珍しいんです。・・・・高賀ってスゴイものが一杯あるって思いませんか。
時代は、鎌倉から室町にかけてで、直径35センチ?10センチほどのものもあり、時代を遡るにつれて大きくなっています。
ちなみに、高賀六社の内の一つ、郡上市那比の新宮神社には保存状態が大変よい懸仏が多く、約250体もあるんですよ。
いっそ、高賀神社の「絵馬」は、五角形じゃなく、懸仏にあやかって○にしては !!!
投票数:1
平均点:10.00
投稿ツリー
- 高賀の懸仏 (mms-t, 2005-10-14 20:02)