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Re: 猿被害が深刻です。

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件名 猿被害が深刻です。
要旨 この冬は陽気が好い割に山にエサがないのか、猿の被害が甚大です。菅谷を荒らしていた猿の群れが、洞戸地区中央部の黒谷や登里にも現れる様になりました。登里では市場区のお墓周辺が荒らされ、シキビは引っこ抜かれるは畑も軒並み。し、しかも、我がふるさと塾が手がける...

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通常 Re: 猿被害が深刻です。

msg# 1.1
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2007-2-1 8:43
montas  管理人   投稿数: 1286
30日に中濃地域中濃農業改良普及センター主催の講演会に行って来ました。
講演が京都大学の室山助教授による「ニホンザルの生態と被害管理」ということでサル被害に悩む大勢の人で賑わいました。

講演のメモを記しておきます。

・野生のサルは3年に一度の出産で子どもの生存率も低いが、農産物を荒らすようになり栄養状態がよくなると1,2年に一度出産するようになり生存率も高くなる。
・群れは30〜50kmの行動範囲があり、いくつかの群れに思えても一つのことが多い。100頭ぐらいで群れを分かつ。
・廃棄農産物や自然生えの柿木などは被害とは言わないが、サルから見れば同じ餌場である。むしろこちらが餌としては多く、出没の原因になっている。
・群れの行動であるので、群れの3割だけが食える餌場には残り7割が不満を抱き来なくなる。
・人里は野生サルにとって怖いところだが、人が追わないと人馴れして最良の餌場となる。被害の初期段階でいかに人馴れさせないかが大事。
・サルは経験して学習する。考えて行動することはない。農産物を取るのが安心・安全だと体験させないことが肝要。面白がって見物するのは最悪。
・足が遅いので、隠れ場所が遠い開けた土地には現れにくい。伐採などで環境を変えることは有効。
・音より視覚に訴え怖がらせるのが効果あり。
・電気柵の設置の仕方などの話もありましたが落Z、人の施設管理の問題があり困難。

考えたこと。
観光客がはやしたり、農業者以外の者が無視することは非常に問題です。
洞戸の住民が子どもからお年寄りまで、サルを見たらロケット花火で威嚇するなどの行動を取れば効果があるかもしれません。
「サルよ山里へ帰れ運動」は案外、住民のこころを一つにできる面白い企画かもしれません。
塾で呼びかけてみます?
あとは、廃棄農産物を放置しないことですね。

最後に、ほだ場への襲撃はあれ以後見られません。あの地区へは一過性の訪問だったようです。
よかったぁー。。
慣れさせない為に先に手を打っておく必要がありますね。
移転の計画をしますので、その節はよろしくお願いします。> mms-tさん
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