第二回「高賀神社と円空」の講演会が、10月9日夜、高賀林業センターで開催されました。
講師は前回(8月)同様、船戸政一先生(前関教育長・大野出身)。今回は、円空さんと高賀の郷との関係について詳しくお話していただきました。 円空仏のすばらしさと、円空さんがなぜ高賀に何度もおとずれ、そして自分の最後を予覚して弥勒寺で没したのかなどの話をされました。
円空さんは、高賀の郷に、ほかの山里にない何かを感じていたのでは??その何かが気になりますが、・・・
皆さんもあらためて、円空記念館や高賀神社を訪れてみてはいかがでしょうか。
高賀神社、円空仏について詳しく知りたい方は、高賀癒しの郷HPを御覧ください。 http://www.horado.com/kouka/
「高賀神社と円空」の講演会については、あと二回予定されています。日程はまだ未定ですが円空さんと高賀神社との
詳しい関係が今まで以上にはっきりしてくるのではと期待しています。
最近洞戸地域で熊の出没が相次いでいます。
10月5日お昼過ぎ、市場地区登里のお墓付近で大型の熊が、続いて同日、通元寺津島神社付近で親子連れの熊が出没。
本日11日の早朝6時過ぎ、尾倉地区で上記とは別の親子熊が目撃されました。
いずれも民家の庭先です。それも、学校などの主要施設が集中する中心部に近い。
最初に現れた10月5日の木曜日は、小中学校は早下校となりました。今日も子ども達は親御さんを伴っての登校となるでしょう。
冬眠を前にして山に余程木の実がないのか。年々荒れ行く山の自然は、熊の出没という形で山里の市民生活に影響を及ぼしています。
洞戸小学校児童のランドセルにこのようなカバーとブザーが付いたことに気づいて下さったかたがいらっしゃると思います。
これは昨今の世情で児童の連れ去り等の事件が多いことから、洞戸地域の中でそのような事件が絶対に起こらないように願って、今年度洞戸小学校PTA会長の呼び掛けで、「社会福祉協議会洞戸支部」「洞戸ふるさと福祉村」「青少年育成協議会」の3つの団体にご理解・ご協力を賜り実現したものです。
<防犯ブザーもってます>のカバーは関市立南ヶ丘小学校さんが昨年度に作成されたものを参考にさせて頂きました。
<防犯ベル>につきましては2年前にも児童に一斉配布頂いておりながら、今年防犯ベルの調査をしましたところ、洞戸小学校の8割の児童が「音が鳴らない」「紐の部分が取れている」「持っていない」という結果が出て関係者一同が驚くことになったのです。
今回の<防犯ベル>は
・電池切れになった時にどの家庭にもあるような単3電池が使われていて、すぐに交換できること。
・音の大きさが、販売されている防犯ベルの中で最大の大きさのもの。
という2点が重視してあります。
防犯ベルの付け場所も、万一の事故時に使えなかったら意味がないので、どの児童もすぐに手が届くランドセルの肩紐部分に確実につけるために洞戸小学校PTA会費より<防犯ベルカバー>を購入いたしました。
洞戸地区の3団体さんのご理解のお陰様で実現出来たことでありますが、当然これで大丈夫!というわけではありません。
地域の皆さんの目がしっかりと登下校時の児童に注がれているお蔭様で安全が守られていることに児童の保護者一人一人が感謝するところであります。 どうぞこれからも洞戸地域で児童を巻き込む事件・事故が起こらないようPTAとしても力を注いでいきますので、地域の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
昨夜、高賀林業センターにおいて、「高賀神社と円空」と題して講演会が開催されました。
この講演は、高賀自治会と高賀癒しの郷つくり委員会が主催したもので、二回に亘り開催され、初回は高賀神社の歴史についての講演でした。
講師に、船戸政一先生(前関教育長・大野出身)をお招きし、現代の社会が抱える諸問題の解決の鍵が、郷土の歴史を詳しく知り、ふるさとに誇りを持つことの大切さを
子ども達に継承していくことだと話しておられました。
次回は、高賀の郷と円空さんの関係について講演をしいてただく予定になっています。(日程は未定)
その地域しかないもの、文化、歴史、あるいは特産品や、観光資源などなどそういうものを、地域の人たちが自信と誇りをもって守り育てていくことの大切さを感じた講演会でした。
昨夜、見出しの会議が基幹集落センターで行なわれ参加してきました。平成19年度から国の農業対策がこれまでのものと変わるということでその説明が主な内容でした。
新たな制度として「営農活動への支援」の他「共同活動への支援」が図られます。支援を受けるには農業者以外の組織(自治会、JA、地域住民、学校PTA、消防団、都市住民、NPO企業など)を含めた活動組織を作る必要があり、農業施設の維持管理に止まらず地域への啓蒙活動から花植えや生き物調査などの自然体験を含む環境資源の向上までを支援対象としています。活動の中には、ふるさと塾が関われる場面も多々あると感じました。
早い話、農業従事者だけでは日本の農業は守れないので皆で共同してということです。洞戸の場合は自治会が中心となりそうな雰囲気でしたが誰が核になるのか、また、まとまってそれに付いて行く者がいるのか。難しい問題です。NPO活動にも共通する課題ですね。
その他、米・麦・大豆・てん菜・でん粉原料用ばれいしょ などを手がける集落営農への補てんに絞った対策「品目横断的経営安定対策」http://www.maff.go.jp/ninaite/ の説明がありました。
気になる情報としては、農薬取締り法で使用が認められていない組み合わせの農産物の残留農薬基準が0.01ppm以下でなければならないというポジティブリスト制度の導入(平成18年5月29日から)です。
これにより、青空市場などには調査が入り、基準を超えた農産物が販売されていた場合、強制回収が強要されることもあるそうです。更にマスメディアに取り上げられることは市場の致命傷になります。
農薬の種類や量、残留期間には十分配慮し、できれば農薬使用を記帳する習慣を確立する必要があります。 洞戸中央青空市場へ出品されている生産者の皆さんへも告知が必要だと感じました。
早急に生産者向けチラシも作らないと(汗)