中央青空市場を運営するふるさと塾は、洞戸給食センターへ野菜を納品しました。
地産地消を推進するセンターの要望に応えたもので、地域の生産者と子ども達を繋ぐ現在流行の試みです。
本日の地元新鮮野菜の食材は茄子と玉ねぎ、原木椎茸でした。どれも見るからに美味そう。
クリックにて拡大してご覧ください。
洞戸小学校に隣接されるこの給食センターでは、洞戸・寺尾の小中学校に配給しています。
元気な児童生徒に地元の農産物を届けられることは本当に嬉しいことです。
これからも新鮮で安価な食材を届けられるように、塾が両者の架け橋になって行けたらいいですね。
"せき・まちづくりNPOぶうめらん"(http://www.vousmelan.com/ )
が発行するフリーマガジン「ぶうめらん」(9月1日号)に洞戸が紹介されました。
ぶらり新関市の特集で洞戸編として紹介されたもので、高賀癒しの郷や洞戸の鉱山、朝市などが掲載されています。
実はこのNPOぶうめらんさんは、6月にふるさと塾のメンバーがお邪魔して意見交換会を持たせていただいた間柄。
その縁もあって、その折にご紹介いただいた塾生の洞戸案内を経て掲載の運びとなりました。
ぶうめらんさんの掲げる活動目的は
"関を離れて頑張っている人たちにとって、いつも自慢できる「まち」であるように、また戻りたいと思える魅力ある「まち」でいるために。 関で頑張っている人たちが、もっともっとこの「まち」を好きになるように。"
です。
そして、私ども洞戸村ふるさと塾の掲げる目的は
"だれもがふるさと 洞戸を愛し、世界のどこにいても 洞戸のことを自慢 したくなるような「まち」に、また、他地域に住む人々も 洞戸を心のふるさと として誇りを持って語ってくれるような「まち」にすること"
目標を同じくする仲間として、ぶうめらんさんの益々のご活躍をお祈りします。
みなさんも、是非せき再発見フリーマガジン"ぶうめらん"をご購読ください。
"ぶうめらん"は、市内の各種協力店舗、企業に設置されています。
戦後60年余り続いた洞戸老舗の文房具屋さんが廃業されます。
生活雑貨の販売や建築資材を中心に卸をしてみえたホームセンター神山さん、地域の食を支え続けた清水マートさんの廃業に続き、洞戸の商店は壊滅状態です。
高齢者に優しいコンパクトシティ構想が関市でも叫ばれるようになりましたが、それを実現するエネルギーの源となるコミュニティの要自体が破壊されて行く現状に心が痛みます。
高賀癒しの郷委員会と高賀に薬草園を持つ野崎薬局さんとの合同で、高賀癒しの郷の見聞ツアーを実施しました。
参加者は、主に岐阜市方面から60名の方々が参加されました。
高賀神社や円空記念館、そして薬草園を訪ね、その後、薬草の天ぷら料理や、地元の五平餅、
いも餅、鮎の塩焼き等、地元の素材を生かした料理で、夏の高賀癒しの郷を満喫してもらいました。
船戸政一氏を講師にお招きし、"高賀癒しの郷委員会"主催の円空講演会が5月18日に高賀の林業センターで開催されました。
同会主催による船戸さんの講演は
第一回 高賀伝統文化とその継承
第二回 円空とは。(高賀とのかかわり)
(関連記事 第二回「高賀神社と円空」の講演会
に続く三回目
今回は「円空その生涯と作仏」
円空が彫り上げた仏像について、円空の年齢と作成した場所を追って解説がなされました。
仏像に記された背面墨書を論拠にした、円空と作仏の遍歴の検証は、たいへん解り易く前回に続き興味深いお話でした。
円空はなぜ生涯を通じて12万体もの仏像を彫り上げることができたのでしょう。
諸説はあるが、それは円空がその人生の中で獲得していった卓越した彫刻の技術と、全ての欲を超越した仏心への到達があってのことではなかったのか。
船戸氏はそう締めくくられ今回の講演を終えられました。
おりしも高賀の円空仏が東京の国立博物館で展示注目され
円空仏の価値は世界的にも高まるばかりです。
(関連記事 東京国立博物館に高賀の円空仏が展示!! )
先生がおっしゃられたように、高賀信仰の歴史に刻まれ国宝級の輝きをもつ洞戸の円空仏を、貴重な歴史文化の語り部として見守り継承いただける皆さんが益々増えることを願って止みません。
(本講演会には、洞戸村ふるさと塾の情報部員が初回からプレゼンテーションのお手伝いをさせていただいており、洞戸ネットサロンが資料整理の場所として活用されました。)