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投稿者 : montas 投稿日時: 2010-07-26 12:39:27 (2453 ヒット)

24日の夜に本年度4回目の郷土展望講演会に行って来ました。

今回は大野在住の船戸忠幸氏による講演会で、洞戸支配の変遷と題して、年貢記録からみた近中世洞戸(室町〜明治)の目まぐるしく変わった直接の支配者の考察に加え、年貢の区割りの方法から、洞戸地域が洞戸村として、あるいは16の各支村として扱われた時代が交錯した歴史が示されました。

更に年貢が金銭で納められていたこと。その額も江戸時代には六百両余りと高額で、洞戸が多くの豪商が集う財の集積地でもあったこと。などなど非常に興味深いお話が語られました。

当時の資源は炭や紙の自然からの恵みであり、今後の洞戸の復興にも川や山の資源を生かし新たな何かを生み出せないかとの提言で講演は締めくくられましたが、その後の質疑応答では、近世の話題ということもあって、聞き覚えのある人や屋号も飛び出し、いにしえの洞戸に親近感のわく一時を過ごすことができました。

洞戸近世の歴史は我々の世代には身近ですが文献が少なく、これを今の子ども達にどう伝えて行くのかも課題の一つです。

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投稿者 : montas 投稿日時: 2010-06-12 08:58:07 (1951 ヒット)

ミネハハさんにお会いしたのは昨年、それから三度その奇跡の歌声に聴き入りました。
普段冷静な(つもりの)私も、こみ上げる感動に動揺。 周りのオッサン達も一様に涙を流すんです。
そんな馬鹿なと思われるでしょ。 是非、その耳でお確かめください。
プロフィール: http://www.minehaha.com/profile.html
http://www.horado.com/uploads/photos/621.pdf


投稿者 : montas 投稿日時: 2010-06-06 08:35:00 (2399 ヒット)

昨夜、今年度第三回目の郷土展望講演会に行って来ました。
これまでの講演会と違って防災の観点から洞戸を見つめる試みは新鮮で、講師の青山所長の実体験に即した語りには説得力がありました。

阪神大震災で身体を挟まれた妻とそれを助けようと手を伸ばし引っ張り出そうとした夫が、手を握りあったまま圧死している状況を思い出すと今も胸が詰まるというお話から始まり、一般に机の下に隠れろというのは助かる確率を高める行動をとれという教えであり、実際には助かるために臨機応変に行動することが大切だとのお話しなど、災害時の行動を考えさせられる貴重なお話が盛りだくさんでした。

大地震発生から3分内は自分と家族の生命を守る時間、3時間内は地域内の救援活動、そして3日間は公の助けが来ないことを覚悟して地域の仲間同士で助け合わないといけないと、自助と共助の必要性も説かれました。

講演後の講演者への質問も活発になされ、参加者が一様に災害を自らのことと受け取ってもらえたのだと感じましたが、一方で聴講者の数はいつもより少なめで、自助と共助意識を高めるためにもこうした防災講演の回数を増やし参加を促すことの必要性を強く感じました。

まちづくり委員会では昨年度より防災会議を立上げ定期的に開催していますが、その進め方についても色々と考えさせられる良い機会となりました。
青山所長ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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投稿者 : montas 投稿日時: 2010-05-16 12:24:04 (2329 ヒット)

今年度二回目の講演会は、野村真富さんによる”洞戸の石造物と民俗”と題し、洞戸に現存する石造物から、そのいわれと当時の歴史背景や謎についてお話しをいただきました。

まず、洞戸は古来より近郊の拠点であったことが近隣の高富や武芸川にある石物の道標から示され、江戸の末期には物資の集積地として洞戸小江戸と呼ばれるほどの宿場町の様相を呈していたことが語られました。
大正時代には町制をしく事が村議会で検討されたとのこと。

続いて、道祖神や経典供養等、庚申塔、青面金剛童子などなど、野村さんが自ら歩いて集録された石造物の画像を見せていただきながら説明を聴きました。
洞戸が伝承の西限とされる双体道祖神、文字塔としては県下一の大きさの柳島の大石塔、庚申信仰ほか、当時の文化や信仰が知れる興味深いお話が満載でした。

いやぁ洞戸は面白いです。
縄文時代から人が集っていた洞戸には、様々な歴史文化が築かれ、発信されているに違いありません。
郷土展望で聴ける洞戸の歴史も今後益々楽しみになって来ました v(^^)

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投稿者 : montas 投稿日時: 2010-04-25 00:50:59 (2469 ヒット)

2010年最初の講演は、中南米グアテマラ共和国の日本人学校に赴任していらして、この度洞戸に新居を新築され洞戸の住民になられた朝田康裕さん。
講演内容はグアテマラ紀行と題して、グアテマラでの生活事情や教育環境などをお話しいただきました。

一日に平均12人が死亡するほどの犯罪大国での生活は想像を絶するもの。買物では決して子どもの手を離さない。地元のバスは強盗の巣窟で使えない。二重三重の扉、更に日本人学校や富裕層の家には銃を持った門番が立つ。日本人学校の社会見学には一人に一人の銃を持った警察官が同伴するなど生々しい現状が伝わりました。

それでも二年目には、現地のスペイン語の先生のお陰で社会見学の交渉を自ら行なえるようにまでなったとのこと。
日本人学校では、日本人の伝統を忘れないようにピーナツを使った節分の豆まきや朝田さんが手配したハッピを着て和太鼓体験をする子ども達の姿が画像で紹介されました。

ブレンドコーヒーに香りと深い味わいを加える為に使用され、グアテマラの特産品でもある本当に美味しいグアテマラコーヒーも会場で振舞っていただき、現地料理の感想やウィピルと呼ばれる民族毎に柄が違う鮮やかな衣装の画像も多数お見せいただきました。

今回はグアテマラ入門講座ということで、引き続き更に深くお話しを聴く機会を持っていただけるとのこと。貴重な体験を今後の洞戸にどう生かして行ってもらえるのか、新年度の最初を飾るこれからが楽しみな講演会でした。

毎月開催予定の講演会、参加費無料、皆さんも是非お気軽にお出かけください。

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