NPO法人洞戸村ふるさと塾は、今回で2回目となる”岐阜まんぱく”に参加します。
岐阜まんぷくジャーニー
先日開催した「第3回ほらどキウイの宴」の勢いを引き継ぎ、キウイを通じて、更に洞戸の素晴らしさをアピールできたらと思います。
関市からは何と4団体が参加します。全容は下記のカタログで確認いただけます。 http://manpuku.org/images/manpuku/manpuku_guidebook_low.pdf
ご注目と、都合が許せばご参加をお願いいたします。
お申し込みはこちらから
http://manpuku.org/manpaku/program?id=529fdd2b21847c6697000001
今年も洞戸のキウイフルーツを使った創作料理品評会、キウイの宴を開催します。
B級キウイの活用と洞戸キウイを代表する特産品の開発を目的に始まった宴ですが、洞戸や洞戸のキウイに関心を持つ地域内外の多くの皆さんの親交の場として、また洞戸キウイの素晴らしさの喧伝の場として、誇り高きキウイの里のシンボル的な催しにして行きたいと考えています。
3回目となる今回の宴はスイーツ特集。ほらどまちづくり委員会とキウイフルーツ生産部会との共同開催で、関市を始め地元販売店などたくさんの後援をいただきました。
キウイの特徴を生かした心踊らされるキウイスイーツの結集を楽しみにしています。
キウイの里で繰り広げられるユニークな宴に、どうぞご注目ください。
今年も間もなく、洞戸のピースベルフェスティバルが開催されます。
第4回目となる平和の祭典に是非、お出かけください。
ピースベルフェスティバル2013 from Horado チラシ
洞戸ピースベルフェスティバルの遍歴
昨夜、今年度2回目の郷土展望講演会に行って来ました。
今回の講演会は「医学生と語ろう」と題して、関市が修学資金を貸与している医学生お二人に加え、洞戸診療所の安福先生をお招きしての交流講演会でした。
お二人の医学生は今週から洞戸診療所に研修に入られており、地域医療の現場に立ち会われた立場から、自身の紹介と共にその感想を語られました。
お二人のお話では、先進の医療機器が揃う大学病院と比較して、地域医療の現状として先進の医療機器が不足していると思ったこと、これをカバーする形で安福先生の的確な処置には感服するとの感想がありました。
また、安福先生が診察時に患者個人を診るだけに留まらず、その家族の病状にも言及している姿に感銘を受けたとのことでした。
これについて、お二人のお話の後に安福先生からお話があり、
先進の医療機器は、機器を正確に扱う専門の人材の常駐が理想であり、メンテナンスにも人が必要で、現状の地域医療においては導入には課題が多いこと。先端機器の不足する医療現場の医師として、重篤が疑われると判断した患者は専門の医療機関を利用あるいは紹介して、より正確な判断と処置は専門家に委ねるゲートキーパーの役割を心がけているとのことでした。
家族や地域ぐるみの深い付き合いに根ざした顔見知りの診察はプレッシャーも大きいが、自身が目指して来た医療の姿であり、それが大学病院の医療体制との根本的な違いとのお話もありました。
先生の口から、私自身が30年間、住民の皆さんに支えられて来て感謝しているとの発言がありましたが、先生の地域医療へ取り組む姿勢、思いやりのこころが明示された本当にありがたいお言葉でした。
その後の参加者との質疑応答では、若い医学生に対して医師となって洞戸の様なへき地でやって行く気持ちはあるかなど、率直な質問も出されました。
これには若い医学生らしく、今は先進医療を学びたいと考えている、若いうちは先端医療を学び年を取ったら働くのもいいかもしれないなどと、正直な回答がありました。
安福先生からも、若いうちは一生懸命勉強して多くのことを吸収して欲しい。その後、人として医師としてどう生きて行くのか考えたとき、また色々な選択肢が出て来ると思うとエールが贈られました。
同様の医学生研修は今後も行なわれるようです。
洞戸を訪れる多くの若い医学生の皆さんに、安福先生の医療への取り組みに触れていただき、洞戸の地を通じて医療への思いを新たにしていただけたら幸いです。
今回の郷土展望は、関市の保健センター事業の一環として依頼を受け企画された、地域外の医学生と語る異色の交流会でしたが、地域存立の根幹に関わる医療を取り巻く現状と行く末に、住民の皆さんが思いを巡らす有意義な会となりました。
今回交流いただいた医学生のお二人が将来立派な医師になられることを祈念して、報告とします。
開催チラシ
報告書
先週の木曜日に開催された、ほらどまちづくり委員会主催の郷土展望講演会に行ってきました。
今回は洞戸の高賀地区で活動を続けている高賀山太鼓のお話を、代表の皆さんから伺いました。
昭和58年に発足した高賀山太鼓は、来年で30周年を迎えます。 関の孫六太鼓保存会の故田中茂雄先生から指導を受けて始まったアマチュア太鼓は、当時は非常に珍しく、太鼓ブームにも乗って、これまで高賀神社の奉納太鼓や文化祭での演奏を中心に、中部未来博、NHKプラザ、東京ドーム、中国北京での演奏などなど多くの活躍の場を得たとのことでした。
講演会の中で、代表者お二人による太鼓の手ほどきもありましたが、その音色は圧巻でした。
音楽の根源が正に身体全体に響き渡るという感覚。わずか数秒の演奏で一堂を唸らせます。
音の高低差を表現できない太鼓では、音の強弱と短長によって音色を表現します。
多くの子どもを指導された経験から、最初は叩けない子も含め誰もが遜色なく演奏できるようになるのが太鼓の魅力でもあるとのことでした。
また、太鼓自身の魅力に加え、任意団体である高賀山太鼓が続けて来られた理由として以下の4点を挙げられました。
どんな活動においても当てはまる非常に示唆的な言葉と感じましたので記します。(括弧内な勝手な意訳です)
・ある程度のスキルに達すると面白くなる。(物事は何でもそうですね。知こそが力です。始めから諦めない。)
・発表の場がある。(モチベーションを維持するには刺激が必要です。)
・和を作る場がある。(何でも話せる環境づくりが信頼と絆を生みます。)
・意欲を持つリーダーの存在(めげないリーダーの存在は必須)
女性や子ども演奏者がたくさん居た時期もありましたが、現在は少子化でメンバーも減っています。
例え一人になっても続けること、高賀山太鼓の灯りを消さないことが重要だととの決意も語られました。
来年、洞戸では新しい多目的ホールがオープンの予定ですので、是非こけら落としと、できれば末長く定期演奏会をお願いできたらと心底思います。
住民の思いが詰まった生の活動を紹介いただけ感銘と力をいただける郷土展望講演会、実に面白い。 否、実に素晴らしい。。