2010年最初の講演は、中南米グアテマラ共和国の日本人学校に赴任していらして、この度洞戸に新居を新築され洞戸の住民になられた朝田康裕さん。
講演内容はグアテマラ紀行と題して、グアテマラでの生活事情や教育環境などをお話しいただきました。
一日に平均12人が死亡するほどの犯罪大国での生活は想像を絶するもの。買物では決して子どもの手を離さない。地元のバスは強盗の巣窟で使えない。二重三重の扉、更に日本人学校や富裕層の家には銃を持った門番が立つ。日本人学校の社会見学には一人に一人の銃を持った警察官が同伴するなど生々しい現状が伝わりました。
それでも二年目には、現地のスペイン語の先生のお陰で社会見学の交渉を自ら行なえるようにまでなったとのこと。
日本人学校では、日本人の伝統を忘れないようにピーナツを使った節分の豆まきや朝田さんが手配したハッピを着て和太鼓体験をする子ども達の姿が画像で紹介されました。
ブレンドコーヒーに香りと深い味わいを加える為に使用され、グアテマラの特産品でもある本当に美味しいグアテマラコーヒーも会場で振舞っていただき、現地料理の感想やウィピルと呼ばれる民族毎に柄が違う鮮やかな衣装の画像も多数お見せいただきました。
今回はグアテマラ入門講座ということで、引き続き更に深くお話しを聴く機会を持っていただけるとのこと。貴重な体験を今後の洞戸にどう生かして行ってもらえるのか、新年度の最初を飾るこれからが楽しみな講演会でした。
毎月開催予定の講演会、参加費無料、皆さんも是非お気軽にお出かけください。
2月28日(日曜日)に洞戸学習センターでひなまつりイベントを開催しました。
学習センターには洞戸地区の方からお借りした「現代お雛様」「土雛」「吊るし雛」を展示してあります。
このお雛様をたくさんの方に見て頂きたくて、来館された全員に“折り紙で作るつるし雛飾り”のイベントを開催しました。
今回、イベント案内を新聞折込チラシに入れたりしてみたところ、お隣りの板取地区からや、近くの特養に入居されている方も来館して下さり嬉しい手応えを感じました。 来館・体験者は60名ほど!ありがとうございました(^^)
吊るし飾りということもあり、折り紙は「お雛様2体・うさぎ・ふうせん・鶴・お花」がメインになりました。
でも折り紙は大人よりも子どもたちが得意で、男の子は「UFO」「ロケット」「新幹線」「スポーツカー」女の子は「クローバー」「あやめ」「ネコ」など。
付き添いのおとなが子どもたちから折り紙の折り方を教えてもらう姿がいっぱい見られました。
また、お手伝い頂いたNさんが来館者に絵本の読み聞かせをして下さり、こちらも喜んで頂けました。
最後に来てくれた中学生の女の子がたーくさんの風船うさぎを作って雛段に飾ってくれました。
洞戸生涯学習センターではこのようなイベントを22年度も4回ほど計画していますので、またご参加下さい。
ふるさと塾も発起人となり立ち上げた、関NPO連絡会の設立当初からの希望でもあった支援センターが遂に昨日オープンしました。
(関連記事掲載場所:http://www.horado.com/modules/tinyd0/content0020.html
式典では、センターの運営受託NPOの代表であり連絡会の会長でもある北村氏が「単に市民に活動への参加を促すセンターではなく、市民が自ら活動を興す力になり共に活動して行けるセンターを目指す。」と力強く宣言しまた。
違ってたらゴメン > 北村くん^^!
「関市の市民活動支援センターは一味違う」と言われる様に、ふるさと塾としても頼りにし連携と協調を図って行きたいと思います。
場所は、わかくさ・プラザ学習情報館の2階です。
どうぞ皆さんもお気軽にご利用ください。
ふるさと塾がお借りして椎茸の発生を行っているビニールハウスが、雪害に遭いました。
通常、ハウスは上部に積もった雪で押しつぶされない様に注意を払っているのですが、今回は脇に溜まった雪で横方向からハウスに圧力が加わり、中心の柱から外れてしまった様です。
今シーズンの雪の多さを物語っています。
ただ、このハウスは二重構造で、外部のビニールの骨組みがいかれただけで内部の空間は今のところ無事です。
修理するにも雪が邪魔して未だ身動きが取れません。続いて降らないことを祈るばかりです。
高賀の郷に癒しのレストラン「鑑真康寿堂」オープン
高賀で薬草園を経営しておられる、野崎友雅さんによる薬草、薬膳料理の講演会が、11月7日(土)生涯学習センターで行われまた。
高賀で薬草園を開くまでの経緯や、奈良の唐招提寺と野崎さんを取り持つ薬草話、さらに、身近な薬草「紫蘇」にまつわるお話ど、外からの人たちが、一度「洞戸へ行って見ようか!」と思うような癒しのスポットが出来そうです。
今月中頃より薬膳料理がいただける「鑑真康寿堂」オープンするとの事、洞戸人なら一度は訪れてみて、食の大切さと、我が故郷の再発見をしてもらうのも良いのではないでしょうか。