先週の土曜日に、ほらどまちづくり委員会が平成21年から開催している郷土展望講演会に行って来ました。
平成23年度一回目の講演会は、5月19〜21日に宮城県の気仙沼に救援活動に行かれた3名の塾生による報告会でした。
グーグルアースで被災地をズームアップ(東北地方は既に更新されているんですねぇ。世界の注目度も半端でないようです。)しての状況説明、現地での動画や画像を数多く取り混ぜての講演は、内容がよく伝わる優れたものでした。
出発前後の心境についてや
救済活動は一体誰のためにするのかというボランティア活動の本質
活動を続けるための具体的な方策 など
多くの提言もいただきました。
この日は20名ほどの聴講者でしたが、もっと多くの方に聴いていただきたかった講演会でした。
今年の「ピースベルフェスティバル 2011 from 洞戸」について実行委員会が動き出しましたよヽ(^。^)ノ
今後もこのフォーラムを利用して、ピースベルフェスティバルに向けての案内や実行委員会からの報告を掲載していきます。お楽しみに♪
ピースベルフェスティバル 2011 from 洞戸
<日 時> 10月15日(土曜日) 午後3時〜5時
<場 所> 洞戸小学校体育館
<出演予定> 洞戸小学校鼓笛隊・洞戸中学校合唱・武儀中学校合唱・美濃乃国高賀山太鼓・大正琴ドリームメイト・青山和樹&Bacchus・林 義幸・Soave音楽教室・ユキヒロ (順不同)
日本の真ん中から「平和の音楽の祭典」を発信!東北へ!そして日本全体へ! 広げよう平和の祭典
洞戸村ふるさと塾では表題のプロジェクトを本格的に開始します。
今年度は、本事業を県より「過疎地域集落活性化支援モデル事業委託業務」として受託し、下記の要項でこの事業を率先して遂行していただける職員を2名募集します。
洞戸地域での復興活動に関心のある方はご一読ください。
尚、募集はハローワークを通じて行います。お問い合わせは最下部記載の連絡先までお願いいたします。
■………………………………………………………………………………………■
洞戸名物キウイを救え!「キウイお助け隊」
NPO法人洞戸村ふるさと塾 職員募集のお知らせ
■………………………………………………………………………………………■
特定非営利活動法人洞戸村ふるさと塾では、洞戸の名物であるキウイフルーツを利用した地域の活性化対策「キウイの里、洞戸復興プロジェクト」の業務を行う常勤職員を募集いたします。
関市洞戸地域では、40年程前にキウイフルーツの栽培を開始、地域住民に栽培を推奨してキウイの里づくりを推進してきました。しかし近年、生産者の高齢化と過疎化の進展によって、キウイの里におけるキウイフルーツの収穫量は大きく落ち込んでいます。
そこで私たちは、ふるさと塾内部にキウイ部会を立上げて、キウイフルーツ畑を借受け、仲間を募って最新の栽培方法を研修しながらキウイフルーツの収穫量、作付面積を増やすための取組をはじめました。
今回、このキウイの里復興への取組に、率先して挑戦してくれる仲間を募集いたします。
◆採用人数 常勤職員2名
A:リーダー・事務作業含む
B:事務局員
◆業務の目的
・キウイフルーツの収穫量を増やす
・キウイフルーツの作付け面積を増やす
・キウイフルーツ栽培要員(研修者)を増やす
・研修員同士の交流
◆業務内容
○キウイの里で「棚作りから苗植え収穫まで、キウイフルーツの最新の栽培方法」を研修するボランティアチーム「キウイお助け隊(仮)」のコーディネート
○キウイフルーツ栽培の研修事務局
○キウイフルーツ畑の整備
○地域のキウイフルーツ生産者のサポート
○キウイフルーツの加工品、特産品開発
○地域内農政全般のサポート
◆応募資格
・自動車免許あり
・60歳以下
◆選考基準
・NPO法人洞戸村ふるさと塾の目的に賛同いただける方
NPO法人洞戸村ふるさと塾の目的は下記のサイトで確認
http://www.horado.com/
・農業経験がある方
・コーディネート能力あり(研修等作業の段取り、牽引)
・パソコン活用能力あり(含情報発信)
◆勤務条件
常勤職員
○勤務地
関市洞戸地域
○勤務時間
(1)9時〜17時 イベントや会議で時間変更や休日が勤務になることもあり
○週休2日
○給与
A:月額200,000(賞与なし)B:月額180,000(賞与なし)
通勤補助有
○社会保険
各種保険完備
○勤務期間
契約期間は2012年3月31日まで
○待遇
委細面接(1か月は試用期間)
◆応募方法
・写真添付の上、履歴書を郵送してください。
・これまでの職務経歴(農業の経験、ボランティア、市民活動やまちづくり等にかかわる活動経験などがあればそれも記入)別紙にご記入の上、添付してください。 (書式自由、A4で1枚)
◆応募の流れ
随時書類選考、面接を行います。 書類選考を通過された方には、随時ご連絡し、面接の日時を調整します。 勤務開始日はなるべく早くを希望しますが、相談に応じます。
◆問合せ先
特定非営利活動法人洞戸村ふるさと塾
応募受付担当 北村
Tel/Fax: 050-3447-1161 (NPO法人ぶうめらん内) E-mail:info@vousmelan.com
…………………………………………………………………
このたび「東北地方太平洋沖地震」により、被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
2011年3月11日にM9.0という大地震が東北地方太平洋沖で発生し、余震・津波そして火災により東北地方を中心に大変多くの方が被災され、今もなお苦しんでいる方が沢山おられます。
テレビに映し出された悲惨な現状や被災者の声を聴き、洞戸の中でも現地に物資を送ろうとする動きがありましたが、宅配業者より輸送ルートが安定しないため荷受けを中止していると知り、何かをしたいと思いつつもどう動いていいのかわからないという現実にぶつかりました。
関市洞戸事務所および関市洞戸生涯学習センターでは16日より「東北大震災義援金募金箱」を設置しました。
皆様から協力頂いた義援金は、被災者の皆様への支援に活用されるよう、関市役所生涯学習課より日本赤十字社岐阜県支部を通じ届けられます。
期間は3月31日まで(その後も設置延期の可能性あり)
また、関市役所でも郵便振替による義援金受付もしています。
頑張っている被災者の皆さんへ、そして一日も早い復興の支援としてご協力をお願いします。
岐阜県「地域発! ふるさと学習」研究協議会主催による研究報告会に行って来ました。
会場は岐阜市じゅうろくプラザホール。
洞戸からは、今年度毎月実施してきた、「洞戸郷土展望講演会」を主な内容として、「過疎地域が編み出した、住民の住民による住民のための講演会」と題して発表されました。発表者は、洞戸まちづくり委員会事務局の武藤さんで、「郷土展望講演会」を始めたきっかけやその経緯など、講師も聴講者もすべて地元の素人が主役となって、講演会を開催する意義を解りやすく発表してもらえまた。
発表者は洞戸地区の他、中津川市やさか地区、大垣市上石津地区の二地区の発表もあり、それぞれの地区の共通項は、平成の大合併で市に合併した町村で、合併後の過疎化と高齢化が急激に進み、人と人の繋がりも希薄になってきているという点でした。
そういった問題点を解決するために各地区が、それぞれ違った手法で取り組んでいる事例が発表され、全国各地から聴講に訪れていた人達の関心を引いていました。
過疎化への歯止めや、高齢者問題、地域の活性化等をどう解決するかは、やはり「人財」、「人」にかかっているということをあらためて感じましたし、ふるさとに自信、愛着を持つ子供たちを、地域で如何に育てていくかが、これからの日本の将来を左右する鍵になってくるのだと思います。