「岐阜県朝市連合・岐阜県ブロック「道の駅」連絡会合同研修会」に参加してきました
投稿日時 2008-02-19 00:53:27 | カテゴリ: NPO活動
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本日、大垣市ソフトピアジャパンセミナーホールにおいて上記の研修会が開催され、理事長さんの代理にて出席してきました。
昨今の大手菓子製造業者、食肉製造業者等による不適正な食品表示で消費者の食に対する信用の存亡の危機を受け、岐阜県の農畜産業の振興と、各地域の朝市・直売所及び道の駅等を対象に、食品表示の重要性に対する理解と実際の表示方法をどのようにするかを学び、より消費者に信頼される朝市・直売所、道の駅を目指すための研修会でした。
最初に「食品表示の重要性に関する朝市・直売所への提言」と題し、雪印乳業?社外取締役 日和佐信子氏による講演がありました。 この中で、昨年(2007年)マスコミ等に報道された表示違反の例などから『食の安全』とはうらはらな今の現実を取りあげながらも、賢い消費者は何に注意し、何を求めているかを「日本生活協同組合連合会(生協)」が行ったアンケートなどを元に説明され、「根拠のない表示はしない」「正しく・分かりやすい食品表示をすることで販売所等の信頼を得ることが出来る」と提言されました。 特に、私たちの中央青空市場のような“対面販売”は消費者の最も苦手とする“正しい保存方法や調理の仕方”などを実際に口頭や書面などで説明することは、消費者教育が出来て賢い消費者を作ることに繋がると仰っていました。
続いては「JAS法における適切な食品表示について」と題し、農林水産省東海農政局岐阜農政事務所表示・企画課指導官・桐山氏と総括係長・岩倉氏の研修会が開催されました。 こちらでは、食品の表示に関する制度・法律は多種多様にあるが、今回の“JAS法・・・農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律”での食品表示で ◆ 「名称」「原産地」の表示 ◆ 容器包装の見やすい箇所に表示するか、商品に近接した掲示をすること。 を基準にし、「消費期限(日持ちのしない食品(概ね5日間)」と「賞味期限(日持ちする食品)」の表示違いや、生鮮食品・加工食品・有機食品・遺伝子組換え食品等の様々な食品を例にあげて表示例を解説されました。
現在、岐阜県における「道の駅」は北海道に続いて全国2位(49ヶ所)だそうです。冒頭で岐阜県農政部農政課長・川出氏より来年度は「飛騨・美濃すぐれもの」などの観光キャンペーンを展開して朝市・直売所・道の駅が今以上に賑わうよう期待しているとのお話もありました。
洞戸村ふるさと塾が運営する「洞戸青空市場」も今年3年目を迎えようとしています。 今回の研修での表示方法についてはきちんとされていると確信出来ましたので、利用して頂ける消費者の皆さんに今以上の信頼度を得るための工夫をしていくことが今年の売上アップに繋がるかと思いました ※今回の研修資料は理事長にお渡ししてありますのでご覧になりたい方は申し出て下さい。また、生産者・納品者の方にも今一度確認のためにも資料を整理してお渡しするといいかなと思いました。
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