船戸政一氏による第三回高賀癒しの郷講演開催される
投稿日時 2007-05-21 14:30:06 | カテゴリ: NPO活動
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船戸政一氏を講師にお招きし、"高賀癒しの郷委員会"主催の円空講演会が5月18日に高賀の林業センターで開催されました。
同会主催による船戸さんの講演は 第一回 高賀伝統文化とその継承 第二回 円空とは。(高賀とのかかわり) (関連記事 第二回「高賀神社と円空」の講演会 に続く三回目
今回は「円空その生涯と作仏」 円空が彫り上げた仏像について、円空の年齢と作成した場所を追って解説がなされました。 仏像に記された背面墨書を論拠にした、円空と作仏の遍歴の検証は、たいへん解り易く前回に続き興味深いお話でした。
円空はなぜ生涯を通じて12万体もの仏像を彫り上げることができたのでしょう。 諸説はあるが、それは円空がその人生の中で獲得していった卓越した彫刻の技術と、全ての欲を超越した仏心への到達があってのことではなかったのか。 船戸氏はそう締めくくられ今回の講演を終えられました。
おりしも高賀の円空仏が東京の国立博物館で展示注目され 円空仏の価値は世界的にも高まるばかりです。 (関連記事 東京国立博物館に高賀の円空仏が展示!! )
先生がおっしゃられたように、高賀信仰の歴史に刻まれ国宝級の輝きをもつ洞戸の円空仏を、貴重な歴史文化の語り部として見守り継承いただける皆さんが益々増えることを願って止みません。
(本講演会には、洞戸村ふるさと塾の情報部員が初回からプレゼンテーションのお手伝いをさせていただいており、洞戸ネットサロンが資料整理の場所として活用されました。)
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