昨夜、昨年に引き続き第二回目となる「ほらどキウイの宴」を開催しました。
今回は、ほらどまちづくり委員会との合同開催です。 今年の狙いは特産品の販売に、より近づける会にすること。
キウイフルーツ以外の地元農産物を利用した料理の出品も可としました。
洞戸内の主要な6店舗の販売店や加工所に呼びかけ、後援者としても参加いただきました。全15品目のうち5品目がそれらの販売店や加工所からの出品です。
昨年同様、参加者皆で歓談しながら試食と審査、料理の専門家も多かったことから熱の入った会話が交わされました。
優勝は岐阜農林高校の生徒さんが開発された「キウイアイスクリーム」
準優勝は宴会と仕出のお店、美乃武さんの「キウイ入り餅」
第三位には一般住民からの参加、鷲見さん考案の「円空だんご」が選ばれました。この作品はキウイフルーツではなく地元の里芋を利用したアイデア料理です。子供達にも大好評だったという完成の域に達した逸品。
優勝の「キウイアイスクリーム」は、宴の募集の数日前に、授業の一環として地域の特産品を使ったアイスクリームの試作を手がける岐阜農林高校から洞戸キウイフルーツ生産組合に提案があったもので、せっかくの機会なので是非にとお願いしたものです。
この日は先生とお二人の生徒さんが参加されました。この日アイスを搬入くださった生徒さんの担当はソフトクリームとのことでしたが、優勝のアイスクリームは「キウイとミルクが絶妙にマッチしていて販売されていてもおかしくない」と高い評価を得ました。
花を添えていただくつもりが、優勝をさらわれました (^^!
岐阜農林の開発ポテンシャルは相当に高いですね。実際の販売となると多くの課題がありますが、それを一つ一つクリアすることで生徒さんにも(私どももですが)社会で通用する本当の力が付くと思います。
道の駅などでの販売を睨んで、これからも引き続いての連携をお願いしました。
準優勝は、美乃武さん先代の菓子作り名人のお父さんが一時期販売されていたエメラルド大福(キウイ大福)を彷彿させる作品で、生地もアンも全て手作り、さすがの職人芸と高評価でした。
その他のどれも質が高く素晴らしい出品作品については、以下に画像で紹介し報告に代えますが、反省点としては、主な参加者=調理人=審査員=試食者であったため大変忙しい会になったしまったこと。 もう少し落ち着いた会にする工夫が必要です。
また、一般の住民の方も大勢、積極的にお招きしたかったのですが、用意できる料理の量を気にしながらのお誘いになってしまったことは、会食を伴うせっかくの宴だけに本当に残念でした。
ただ、今回はこれらのデメリットをある程度想定しての宴でして、目的とした採算ベースに乗せられる真の特産品の開発を見失わないように、これを契機に参加者間の連携を図って行きたいと思います。
何度も繰り返し述べてくどいようですが、洞戸にはまだまだ埋もれている数多の人材、資源があります。それらを掘り起して復興に繋げること、それが我々の役割です。
今回はこれに地域外の若い学生さんという願ってもない人材も加わっていただけました。
特産品の開発と販売は、洞戸の復興を具現化する核になると信じています。
(相当慌てての下手な撮影で出品者の皆さんに申し訳ない限りです。。現物はもっともっと美味しそうでしたので念のため)
コメント一覧
画像もこちらでお楽しみください(汗)
http://plaza.rakuten.co.jp/machi21seki/diary/201212200000/
参加者の皆さんからいただいた講評も上げておきます。勉強になります。。
その日は、参加出来なくて残念でしたが、キウイアイスにはとても興味があります。
是非一度食べてみたい一品です!!
それに、懐かしい「エメラルド大福」、今回のものは「キウイ入り餅」の名前での出品のようでしたが、これも「元祖キウイ大福」とのネーミングで売り出してもらいたいですね。
キウイが丸ごと入っていたような。。
美乃武さんにパッケージとか何か残ってないかなぁ。
せっかくのアイスは、バタバタしていて私も食べることができませんでした。本当に残念です。
加工品については、個人的にキウイのドライフルーツがイケそうだと思っています。
甘さが凝縮されて酸味とマッチするし、種が小さいので取り除く必要もない。
昨年、開発部長に試作いただた丸ごと干キウイは食感も味もよかった。
柿などでは1年ほど保つものもあるようですので、丹誠込めたキウイを慌てて処分しなくて済みます。
キウイを食材としてではなく、そのまま使えるのも大きなポイントです。
昨年、選果場を通ったキウイ約27万個に対し今年は、稀に見る成り年で約43万個、おそらく選果場に入らない規格外のB級C級は100万個超あると思われます。
食材では、はけない量です。ドライフルーツなら生キウイの強みを生かせます。
外部に出さず地元で加工できたらお金になるし生産者も活気づくことでしょう。
実現には課題満載でしょうけど。
宴から知恵とエネルギーをいただいて工夫できたらいいですね。。