まちづくり委員会活動
まちづくり委員会活動 : 第二回郷土展望講演会
今年度二回目の講演会は、野村真富さんによる”洞戸の石造物と民俗”と題し、洞戸に現存する石造物から、そのいわれと当時の歴史背景や謎についてお話しをいただきました。
まず、洞戸は古来より近郊の拠点であったことが近隣の高富や武芸川にある石物の道標から示され、江戸の末期には物資の集積地として洞戸小江戸と呼ばれるほどの宿場町の様相を呈していたことが語られました。
大正時代には町制をしく事が村議会で検討されたとのこと。
続いて、道祖神や経典供養等、庚申塔、青面金剛童子などなど、野村さんが自ら歩いて集録された石造物の画像を見せていただきながら説明を聴きました。
洞戸が伝承の西限とされる双体道祖神、文字塔としては県下一の大きさの柳島の大石塔、庚申信仰ほか、当時の文化や信仰が知れる興味深いお話が満載でした。
いやぁ洞戸は面白いです。
縄文時代から人が集っていた洞戸には、様々な歴史文化が築かれ、発信されているに違いありません。
郷土展望で聴ける洞戸の歴史も今後益々楽しみになって来ました v(^^)
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