10月5日、ふるさと塾は長野県大町市美麻地区の"地域づくり会議"の皆さんの視察訪問を受けました。
私どもを訪問された理由は、テレビ自主放送や住民の足の確保など共通する課題の事業に取り組んでいること、それを住民主体で進めていることに関心を持たれたとのことでした。
長野からの視察は、飯田市の竜丘地区と阿智村の自治会の皆さんに続いて三度目となります。長野県が、いかに住民によるまちづくりに先進的に取り組んでいるかをうかがい知ることができます。
特に今回の美麻地区は、山村留学や海外交流、市民農園を活用した2地域居住などの事業を合併前から手がけられており、全国各地から視察に訪れたりテレビ放映されたりと、今熱い視線を浴びる注目のまちづくり先進地です。
美麻地区のサイト http://miasa.info/index.php?TopPage
既に軌道に乗せてみえる美麻地区の事業のほとんどが、塾が目指す洞戸地区の未来のあるべき姿です。むしろ、こちらからお聴きしたいことを我慢しての会談となりました。短い時間でしたが、塾が使用契約を結んでいる高賀地区の"おりべ庵(?中広所有)"を会場に円空茶屋の手作り弁当を食べながら、和気あいあいと両者の違いや課題について話がはずみました。
会談ののち、高賀神社や円空記念館も見学いただきましが、まちづくりの最先端を走る皆さんが、尚様々なまちづくりの形を勉強されたいと行動される姿には頭が下がります。
洞戸地区でも先日、美麻地区の"地域づくり会議"と近い形態の"洞戸まちづくり委員会"を、ふるさと塾が発起人となり立ち上げたところです。
是非近いうちに、今度は我々が訪問させていただき、美麻地区の素晴らしさを体感したいと思います。
美麻地区では、今後、まちづくりで結びつく地域のネットワーク、フレンドシップ・ローカル(仮称)といった構想もおありの様です。
ふるさと塾としても相互の発展のための連携に賛同し心より歓迎いたします。美麻地区の皆様が、地域同士が協働して住民自治を発展させる新たな試みのリーダーとして今後益々ご活躍されることを祈念し、視察のお礼と報告に代えます。