岩門の滝・岩門不動明王夏の大祭
☆岩門不動明王夏の大祭
開催日時 毎年8月16日 午後1時から
場 所 洞戸黒谷 岩門の滝
駐車場 大野林道片側に駐車できます。 徒歩20分程度です。
洞戸黒谷地区にある太郎兵衛山の中腹には、高さがおよそ20mもある滝があり、その滝の右側には、高さ10m、幅10m、奥行き7mの岩の門があります。このため滝は「岩門の滝」と呼ばれています。鎌倉時代の後期、岩の門の下に不動明王が祀られ、「岩門の滝」に打たれて修行に励むことが盛んに行われました。江戸時代になると高賀山系に集まる修験者たちの数も少なくなりましたが、その頃から「岩門の滝」周辺は、修行よりもむしろ物見遊山の場所として知られるようになりました。
現在も毎月8日、18日、28日には参拝者の姿が見られ、県外から訪れる方や滝に打たれて願をかける方もみえます。
この滝の上には、高さ3メ−トル、幅10メ−トル、奥行き7メ−トルの岩門があるところからその名が付けられました。岩門の滝の高さは、10メ−トル余りあります。一時は、茶屋が店を出してにぎわった時期もありました。滝のそばにあるお堂には、不動明王がまつられています。この不動明王は、昔この近くの鉱山に行き来していた人たちによってまつられたといわれています。今は、8月18日の縁日に、黒谷地区の人々によって不動まつりが行われています。滝の水には、薬効があるといわれ、商売繁盛のため持ち帰る人がいます。